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イタリア・ジェノバ、地元特産のソース「ペスト」は100mlを超えても旅客機の機内持ち込みが可能に 46

ストーリー by headless
特別 部門より
国際線旅客機では100mlを超える液体やジェルなどの機内持ち込みが禁じられているが、イタリア・ジェノバでは地元の有名なイタリアンソース「ペスト」に限り、100mlを超えても持ち込み可能になったそうだ(空港のニュース記事The Registerの記事Consumeristの記事Flying Angelsのニュース記事)。

ペストはオリーブオイルとバジル、松の実、ニンニク、チーズ(パルミジャーノとペコリーノ)をすりつぶしたジェノバ特産のソース。クリストフォロコロンボ国際空港(ジェノバ-セストリ空港)では、観光客が滞在中に購入したペストを機内持込手荷物に入れ、保安検査で没収されることが多いという。

このことから着想された「Il pesto è buono(ペストはおいしい)」キャンペーンでは、慈善団体「Flying Angels」に50ユーロセント以上寄付することで500gまでのペストを機内に持ち込むことが可能になる。ペストを持ち込むには寄付時に渡されるステッカーをボトルに貼り、専用のX線検査装置を通せばいい。

6月1日から開始されたキャンペーンでは、20日で500ユーロ以上の寄付が集まり、500本以上のペストが機内持ち込み手荷物として運ばれたとのことだ。
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  • テロリストの計画の中に液体爆薬を持ち込むのががあったってんで制限できたと思ったけど
    じゃあその特産品を真似た爆薬を作れば良いんですね、ってなるよなあ。
    その特殊X線検査装置とやらで爆薬かどうかも判別できるんだったらいいけど

    # しかし特産品とはいえ言葉の響がなあ…

  • by Anonymous Coward on 2017年06月25日 14時04分 (#3233772)

    空港によるんだけど,国際線の乗り換え時にも保安検査があるところがある.たしかトルコの空港なんかはそうだったかな.
    # 面倒だと思うだろ? 実際,面倒なんだよ! 時間かかるし…

    そういうところだと,結局取り上げられちゃうんじゃないかなあ.

    # まあ,保安検査って,保安検査員次第な感じが結構するんだよな.この間はどこだったかなあ,ロンドンだったかと思うけど,目の前で中国人と思しきカップルが,きちんとジップロックに入ってたちいさい化粧品(S◯-II とかいうやつっぽかった)をあ~だこ~だ言われてとりあげられてた.どうみても 100ml はないのに,なにがいけなかったんだろう…

    • 空港によるんだけど,国際線の乗り換え時にも保安検査があるところがある.たしかトルコの空港なんかはそうだったかな.

      だよなー。おまけに出発空港で検査抜けた後のエリアで買った飲料水、
      これは出発便機内持ち込み可なんだけど、トランジットの空港だと
      別扱いになって引っかかるってのがなー

      # うちがひっかかったのは仁川でした

      親コメント
  • ちょうど2年前ローマでチェックイン荷物預け後、
    同行者が手荷物にドレッシングが入れたままなのに気付いたのだけど、
    そのまま保安検査何も言われず通っちゃいました。

    あんなゆるい保安検査で100mlどうのって…
    きっとジェノバは厳しいんですね

  • by Anonymous Coward on 2017年06月25日 14時09分 (#3233774)

    ペストって名前だったんだね。
    イタリアンで働いていたことがあったけど、ずっとジェノベーゼソースというのが正式な名称だと思っていた。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月25日 14時14分 (#3233778)

    名前の縁起が悪すぎると思うんだけど、イタリア語だと混同の余地が無いほどまったく発音が違ったりするのでしょうか。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月25日 15時33分 (#3233807)

    ただ日本語に翻訳する際に、同じ仮名にしてしまっただけで、それは日本側の問題でしかない。

    • by Anonymous Coward on 2017年06月25日 20時25分 (#3233880)

      イタリア語は詳しくないですが、おそらくこのpestoはカナだと「ペースト」にするのが、正しいんじゃないですかね。ジェノバにおける代表的ペースト状ソースという意味で。

      他ツリーでも指摘の通り、日本ではジェノベーゼとか、ジェノバ風とか、バジルソースとか呼ばれるものなので、カナを当てたところで日本人には全く馴染みがない言葉なのです。

      親コメント
      • ペーストpasteの語源がパスタpastaなので、pestoをペーストと訳すとパスタにパスタをかけるという不思議なことになりそう。

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        > イタリア語は詳しくないですが、おそらくこのpestoはカナだと「ペースト」にするのが、正しいんじゃないですかね。ジェノバにおける代表的ペースト状ソースという意味で。

        いや、どうやら違うようです。
        pastaはpasteと同源で、「撒く」→「塩を撒いた、どろどろした食べ物」→「パスタ」と変遷してきた模様。

        pasta (Online Etymology Dictionary) [etymonline.com]
        paste (Online Etymology Dictionary) [etymonline.com]

        一方で、pestoは「叩く、(すり鉢で)すり潰す」が語源っぽ

      • by Anonymous Coward

        同じくイタリア語発音など詳しくないですが綴り的にペストーがいいんじゃなかろうかという気がする。

    • by Anonymous Coward

      LとRの区別がつかない日本人にしか通じないネタみたいなもん

  • by Anonymous Coward on 2017年06月26日 16時01分 (#3234198)

    綴りが違うんでしょうが、なんでその名前をチョイスした?という製品名ってありますね。
    ぬかよろこび、なんてのもあったなぁ。

    • by Anonymous Coward

      昨日得意先の先の方(フィンランドの方)にお会いした。30代中頃の美人。名前が「ヘンナ・アホ」さん。隣で上司が吹き掛けたが、上司は自分の脚を思いきりつねって耐えた。しかしその女性は自分の名前が日本でネタになるのを知ってて「ちなみに母はミンナ・アホです」と被せ上司は撃沈した。

  • by Anonymous Coward on 2017年06月26日 17時21分 (#3234252)

    メッカのカーバ神殿のザムザムの泉 [wikipedia.org]から汲んだ水も、航空会社によっては別扱いで持ち込みできるらしい。
    まあイスラム教徒以外には関係ないけど。

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