三省堂の「今年の新語」大賞は「ほぼほぼ」 54
ストーリー by hylom
ほぼほぼ知ってた 部門より
ほぼほぼ知ってた 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
国語辞典などで知られる三省堂が、「今年の新語 2016」大賞を発表した(「今年の新語2016」の選考結果)。
大賞は「ほぼほぼ」で、2位以下は「エモい」「ゲスい」「レガシー」「ヘイト」「スカーチョ」「VR」「食レポ」「エゴサ」「パリピ」。選外として「神ってる」「チャレンジ」「IoT」の3つも選ばれた。三省堂らしく、受賞結果にはそれぞれの意味も掲載されている。
「ほぼほぼ」は1949年に使われている記録があったものの、使用例は少ないままだったそうだ。ところが90年頃から使用例が増え、今年は番組名に「ほぼほぼ」という単語を使ったテレビ番組が登場したほか書籍のタイトルに使われるようにもなるなど、十分日常生活の言葉として定着したのが「大賞」の理由だという。
新しいか (スコア:1)
社内でも数年前からかなり蔓延している言葉だったので「今年の新語」という気がしない・・・
とある部長さんの口癖で一回の打合せ10回はそれ言ってる。
「今回はほぼほぼ決まりだから」って前回もそれおっしゃってましたよね、とは突っ込めず。
>「ほぼほぼ」は1949年に使われている記録があったものの、使用例は少ないままだったそうだ。ところが90年頃から使用例が増え、今年は番組名に「ほぼほぼ」という単語を使ったテレビ番組が登場したほか書籍のタイトルに使われるようにもなるなど、十分日常生活の言葉として定着したのが「大賞」の理由だという。
Re:新しいか (スコア:1)
選考結果の下の方を読めばわかりますが、三省堂の大賞が「ことばの定着」に注目したものだからでしょう。
その年の新語や流行語を順位づけする試みは、ほかにも複数あります。その中で、私たちのイベントの特徴と言えるのは、なんと言っても「今後定着しそうなことば」を選んでいる点です。
昔はなかったことばや、ほとんど使われなかったことばが、いつの間にか広まって、日常語として当たり前に使われるようになる。「ことばの定着」という、この興味深い現象に光を当てたいと考えるのです。
Word of the year (スコア:3)
趣旨がほぼほぼ同じなので、オックスフォードディクショナリーのWord of the yearを見とこう。
大賞(?)は
post-truth
ノミネート(?)は>Word of the Year 2016: other words on the shortlist [oxforddictionaries.com] ...拙訳/説明もつけといた(無保証、一部省略)
hygge ほっこり、なごむ感じ
Brexiteer Brexit支持者
Latinx ラテンアメリカ系(性別中立表現)
coulrophobia 道化師恐怖症(道化師の格好で恐ろしい事をするのが流行ったらしい)
adulting 責任ある大人として面倒な仕事をやりとげる
chatbot
glass cliff ガラスの崖 [wikipedia.org]
alt-right
woke 社会的不正を提起する
Re: (スコア:0)
VRなんて20年以上前に定着した言葉じゃねーか
Re: (スコア:0)
定着してたのはバーチャルリアリティであってVRではないような。
少なくとも「言葉」としてはね。
Re: (スコア:0)
バーチャレーシングがVR名乗ってましたよね、あの頃(ホロシアムとかの頃)からVRの時代だと思っています
Re: (スコア:0)
スラドに来るような界隈じゃ「レガシー」「VR」だって聞き飽きたどころじゃない単語っしょ。
でもVR元年(何度目)って言われるぐらい今年はVRが話題になって一般人ともVR(といいつつARだったりも)の話できたりした。
Re:新しいか (スコア:1)
VRというか3Dだと1995年(平成7年)7月21日発売かあ。平成に入ってからだったとは案外遅かったんだなあ。
レガシィは1989年2月1日発売で、こっちも平成元年か。
え、レガシーじゃないからお呼びでない。お呼びでないね? こりゃまった失礼
Re:新しいか (スコア:1)
そういや90年台だったかにQuickTimeでVRとかやってた気がする。
QTVRなつかしー
Re: (スコア:0)
バーチャルリアリティがVRでも通じるようになったのは進歩かも。
Re: (スコア:0)
レガシーな施設を利用せずに、ワザワザ新築してレガシー言う使い方は最近聞くようになった。
Re: (スコア:0)
Facebookとsonyが広報を頑張った結果だけど、ARとVRがごちゃごちゃになってたような。
ポケGO(やIngressやInstagram)はARなのにVRと一緒に紹介されちゃう。
Re: (スコア:0)
職場や家族など身近なところでは誰も使ってない...。馬鹿っぽくてきもいネット用語だと思ってた>ほぼほぼ
(使った人に直接そういう前に知ってよかったかも)
そういえば「レガシー」「ヘイト」「VR」「チャレンジ」「IoT」はわかるけど他は聞いたことないな。きっと語彙不足だ、オレ ...orz
Re: (スコア:0)
>> 馬鹿っぽくてきもいネット用語だと思ってた>ほぼほぼ
その通りでしょう。
そんな言葉を使う人がいれば馬鹿にしていいと思います。
# 「きもい」も同じカテゴリの言葉だと思いますが。
しかし、ネットなんてオタクしか使ってなかった頃とちがって
今はネットユーザの大多数は普通の馬鹿ですから
ネット用語とそれ以外の俗語、新語を分類するのは意味がないかな。
まだ納得感がある (スコア:1)
どこぞの流行語大賞よりは。
でもスカーチョはこれが初見。
Re: (スコア:0)
選考基準に違いがあるからではないでしょうか
今年の新語の方は定着、つまり人々が実際に口に出したり等使用に重きがあるのに対して
流行語大賞の方は、実際に大勢の方々に使われたかどうかではなく、大勢が耳にした事に比重があるのでは?
そう考えると流行語大賞の選考にも一応の納得が出来る……ような?
まぁ流行語って広く人々の間で実際に「使われた」時世を表す言葉ってイメージあるので
仮に上記のような選考の仕方をしてるなら流行語大賞はバズワードアワードなんかに改名しちゃえば異議も少なくなるんじゃないかなぁ
本場英語圏のバズワードの意味の捉え方は知らないけども
「ほぼほぼ」を連呼するやつ (スコア:0)
Re: (スコア:0)
ゲス以下じゃねーか
なんでいまだにTV出ていられるんだ?
Re: (スコア:0)
発覚した瞬間は干されるでしょうが、
養育費をきちんと払って後腐れの無いように手配りしているのでは?
ええと (スコア:0)
八尺様?
#それは「ぼぼぼぼ」
Re: (スコア:0)
いっぺん逃げたけど回帰したんですね。
#白蛇抄?しかり
Re: (スコア:0)
鼻毛神拳?
ニュアンスわかんないんだよね (スコア:0)
「ほぼ」と「ほぼほぼ」を厳密に使い分けてる人っているんだろうか。
どういうニュアンスになるんだろう。
「ほぼ」が90%の確率といった感覚の場合
「ほぼほぼ」とは・・・
→ 0.9 * 0.9 = 81%、つまり「ほぼ」よりは可能性低いというニュアンス?
→ (1-0.9) * (1-0.9) = 1%否定される可能性あり → 99%、つまり「ほぼ」より確実というニュアンス?
# 確率のお話で「%」を使うのは素人なんだっけ?知らぬわ
Re: (スコア:0)
選評によると
意味については「ほぼ」の強調、と理解して差し支えありません。もっとも、「強調」という説明は、実は曖昧です。「ほぼほぼ完成」と言った場合、それは「もう完成に近い」という点を強調しているのか、それとも、「あくまで『ほぼ』であって完成ではない」という点を強調しているのか、人によって解釈が分かれます。同じことは、「まあできた」に対する「まあまあできた」にも言えることです。
ということなので、厳密に使い分けている人はいるかもしれないけど、
それが他の人の用法と一致しているかどうかは別の話になるだろうね。
Re:ニュアンスわかんないんだよね (スコア:2, おもしろおかしい)
Windowsのプログレスバーでいう99%完了=ほぼほぼ
Re:ニュアンスわかんないんだよね (スコア:1)
私の周りでは、「ほぼほぼできてる」は、「全然できてない、これから見る。」と同意だなぁ.....
まあ、ほぼほぼ よくいう特定の誰かさんのせいですけどねぇ。
そういうこともあって、自分では絶対につかわない....
Re: (スコア:0)
ほぼ完成(0.9掛け=90%完成)。
ほぼほぼ完成(0.9掛けの0.9掛け=81%完成)。
こんなイメージ。
Re: (スコア:0)
イントネーションによって違う。
「ほぼ」と「ほぼ」を分けて「ほ」の後で下げる(新明解国語辞典方式だと1-1?)だと99%、
「ほぼほぼ」を平坦に(同じく0?)発音すると81%。
ってのを思いついたけど、いかが?
Re: (スコア:0)
うちの職場でやたら「ほぼほぼ」を使う人いるんだけど、彼がほぼほぼと言ったことはアテにならないので
「ほぼ」=外れる可能性があるので予防線を張る必要がある。対策も検討してあるor検討の必要を認識している
「ほぼほぼ」=外れないものとする。外れた場合の予防線は張っていないし検討もしていないが、外れた場合は不慮の事故であり俺は責任を取らないしケツを持つのはお前らだ
みたいな悪いニュアンスで受け取ってるなぁ。
Re: (スコア:0)
つまり99%とも81%とも取れる、玉虫色ワードということですね
Re: (スコア:0)
ほぼほぼ 始めて聞いたとき、”ほぼ” より 確かなのか不確かなのかと聞いた。
不確かといわれて、そうじゃなくても不確かなことしか言えてないのに
これ以上弱めて どうするんだ とどなりつけてひと悶着あったなあ。
Re: (スコア:0)
個人的には、
「ほぼ」に比べて「ほぼほぼ」はカジュアルな感じ。より正確性を問わない印象。
言質として残さない意思や、99か50かの実際は置いといて仮に100として、ぐらいの含みを感じる。
「レガシー」に驚き (スコア:0)
レガシー〈名〉[legacy]あるイベントのためにつくった施設が、のちのちまで再利用できること。また、その施設。
テレビを見ないIT業界人としては、こんな意味で使われてたとはしらんかったよ。
Re:「レガシー」に驚き (スコア:2)
IT業界人としては「負の遺産」だって立派にレガシーなので、オリンピック絡みのこの話題は違和感強いですね。
Re: (スコア:0)
オリンピック施設の話なら、
元プレーヤー「この機会に立派なの作ってくれ(維持費はそっち持ちだしね)」
だと理解してる
#マイナー競技でも「維持費はこちらで何とかしますので」くらい言えんもんかね?
Re: (スコア:0)
「枯れた技術」って感じかな?
いい意味(かたく動く)でも、悪い意味(今さらそれ?)でも使うね。
Re: (スコア:0)
できる前からレガシーという発想が斬新だった。
まあ、分野によっては発売直後に「歴史に残る名機」認定する向きはあるが、一応できてからの評価ではあるから。
Re: (スコア:0)
レガシー(として活かしていかなければいけない)という決意表明みたいなもんだと思ってる。
だから、できる前にこそ明言しておかなければならないんだろう。
Re: (スコア:0)
意識高い系の日経erやテレ東er的にはレガシーって言ったら黒セーターにジーンズのハゲが棺桶に突っ込んだ物の数々じゃないのかなあ。
ぼぼぼぼ (-1:オフトピ) (スコア:0)
ぼぼぼぼと空目して「ボボボーボ ボーボボ」のことかと思ってしまった
Re:ぼぼぼぼ (-1:オフトピ) (スコア:1)
ほぼほぼ
とか
>ぼぼぼぼと空目して「ボボボーボ ボーボボ」のことかと思ってしまった
とか(#3125454も)
九州の人が聞いたら大変なことになると側聞しますが、
本当にそうでしょうか?
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re: (スコア:0)
「黒い魔神」をdisるのはそこまでだ。
IoTの読みは (スコア:0)
「いおと」でもいいですか?「あいおーてぃー」か「いんたーねっとおぶしんぐす」でないとダメですか?
Re: (スコア:0)
アルファベット一文字に一音を当てないと文字として扱えない人って時々いるよね
Re: (スコア:0)
「イオタ」で。
Re: (スコア:0)
日本を愛する普通の日本人ならイットだろう
oはどう読むのかって?小さい「ッ」の伏せ字だろ?
Re: (スコア:0)
英語だと「いんたーねっとおぶしんぐす」って呼んでる人が多い気がする。ながいから「あいおーてぃー」が良い
正しい日本語普及のために (スコア:0)
ほぼほぼにも正しい用法を取り締まるネット警察が必要だ
七人もいればほぼほぼ足りそう
エモい (スコア:0)
月並みだけど、目の周り黒く塗って髪を原色に染めた連中のことかと思った。
3つは選ばれてはいない (スコア:0)
> 選外として〜の3つも選ばれた。
流行語のやつは応募数が多かったが「今年の新語」には該当しないと判定したもの、あとの二つはベスト10圏外で目立ったものを、それぞれ紹介しているだけですね
> ここに「選外」として言及しておきます。
※ 選ばれた、んなら選外じゃないでしょとかそういうことが言いたい