Windows 10ではホームユーザーへの月例更新が廃止され、更新プログラムは随時配布に 98
ストーリー by headless
随時 部門より
随時 部門より
本家/.「Microsoft: No More 'Patch Tuesday' For Windows 10 Home Users」より
The Registerの記事によると、Windows 10ではホームユーザーに対する月例更新が廃止され、更新プログラムは随時配布されるようになるそうだ。企業ユーザーは引き続き更新プログラムをまとめて月一回適用することもできるが、「Windows Update for Business」を使用することで、IT管理者が適用する更新プログラムを個別に選択したり、適用タイミングを設定したりすることが可能になるという。これにより、企業ではトラブルが発生しないことを確認してから更新プログラムを適用できるようになる。また、企業ユーザーには更新プログラムをピアツーピアで配布するオプションも提供されるとのこと。
またMicrosoftは、さまざまな機械学習技術を用いてネットワーク上のマルウェアを検出する企業向けサービス「Advanced Threat Analytics(ATA)」を発表している。Microsoftのセキュリティーチームが各種ブラックハットフォーラムを監視し、従業員の個人情報が流出した際に通知するプレミアムサービスも提供されるとのことだ。
再起動 (スコア:1)
月に一度は再起動という慣習のほうが
周知が楽なんですけどねぇ
随時更新するなら
ライブカーネル実装してからにしてほしいな
適応スケジュールの調整がまた面倒になりそう
Re: (スコア:0, おもしろおかしい)
月に一度の再起動って夢のような環境ですね
うちでは再起動なしで1日持ちませんよ...
Re: (スコア:0)
PCの話であって、PCを使うユーザーの話じゃないです。
Re: (スコア:0)
今時こんなこと言ってる馬鹿が居るんだ
Re: (スコア:0)
むしろ今時のハード、開発環境でどうすれば1日1回再起動が必要なプログラムを作れるのか興味がわきます。
Re: (スコア:0)
USB-HDD の見失い方が8になってファイルシステムの都合なんだろうけど再起動を必要とする深刻なエラーになった。突然のバスパワー不足で再認識カレントデイレクトリしか見えん状態
CMD.EXE周りも含めて8の不具合は以前Verと継続性の無い要らんとこ手を入れて雨漏りするように成った安普請な感じ
Re: (スコア:0)
それ、本当にWindows本体の不具合でしょうか?
変なUSBフィルタドライバが挟まってるから起きてる不具合にしか見えませんが。
アンチウィルスを筆頭に、USB-HDD高速化やら、HDDユーティリティ、光学ドライブのライティングソフト等がUSBフィルタドライバを組み込みます。
あと、古いUSB3.0デバイスの中には規格準拠が微妙でWin8.1ではファームウェア更新しないと突然見失う等の異常挙動をする物が有ります。
HDDケース以外にもVIAチップ搭載のUSB3.0ハブとかも有名事例。
Re: (スコア:0)
お馬鹿なセキュリティソフトのため、ほぼ、毎日再起動。
自分のじゃないので、勝手に変更できない。
Re: (スコア:0)
なんでです?
うちは基本的にソフト閉じたくない時が多いので、ほとんどUpdate時しかリブートしないですよ。
Windows 8以降スリープ推し推しなので実際そういう人も多いんじゃないでしょうか。
Re:再起動 (スコア:1)
いいねぇスリープ常用。したいねぇ。
でもHyper-v使ってるとスリープ無効なので…。
# Hyper-v使ってる人は多くないというのは同意。
Re:再起動 (スコア:1)
昔っから、アプリを立ち上げ直すのが面倒くさい性格なので、多数のアプリを立ち上げたままOSを再起動せずに長期間使ってますが、
Windowsってうまく付き合えば、結構安定していると思う。
Windows98で49.7日問題にひっかかったこともあるし、Windows2000で497日問題にひっかかったこともあります。
今も使ってるWindows7機の一台が、一時期メモリ不良になって、そのときシステムファイルの一部がぶっ壊れたらしく、Windows Update が不可能になりました。
Windows 7 は上書きインストールができないのがつらい。修復セットアップでは直らなかった。
しかたないので、Windows Updateができない状態のまま、深刻そうなパッチだけ個別にダウンロードしてインストールする、という形でそのまま使ってますが、滅多にUpdateしないので、数ヶ月ぐらい立ち上げっぱなしになってますけど、あんまり問題ないですね。
#たまにタスクバー等の反応が鈍くなることがありますが、そういう時はタスクバーでexpolorer.exeを殺して起動。
#タスクバーの時計が動かなくなるので、もうちょっとで終電を逃しそうになったことも…
Excelやメモ帳とかで新規作成開始したまま一度も保存せずにメモ書きされた状態のデータがたくさんあるので、再起動するときは保存作業だけで小一時間かかったり。
ここんとこ「アップデートをするとダメになる」ケースがあるからなぁ (スコア:1)
私はリリース日の翌日にニュース見てからアップデートするようにしています。
※ホームユーザーをヒトバシラーにして、企業ユーザーを守るという見方をするのはうがちすぎでしょうか?
Re: (スコア:0)
>ホームユーザーをヒトバシラーにして、企業ユーザーを守るという見方をするのはうがちすぎでしょうか?
その通りだと思います。
ホームユーザーで様子をみて、問題無ければ企業ユーザー向けに出すんでしょうね。
すでにセキュリティ対策ソフト各社のアップデートが、そんな感じですよね。
たまにアップデートで致命的なバグが出るのは、リテール版のみ。
WSUSと比べて (スコア:1)
Re:WSUSと比べて (スコア:1)
元記事によると、Windows 10 Technical Previewで既に導入されている、Ring (Fast とか Slow)にコンピュータのグループを設定して更新のタイミングを計るようです。今までのように、一つ一つのパッチに対して、適用する・しないを選択する方式だと、パッチの適用が遅れがちになってセキュリティ的に弱くなるのを勘案してこのようになるらしいです。
とはいえ、この記事だけだと、あんまりイメージがわかないといえばそうですが・・・。
リリース日を公表すると、公表しない場合と比べて (スコア:0)
リリース日を公表すると、公表しない場合と比べてビルドの公開ペースは落ち、最新ではないコンテンツを提供しなければならなくなります。
http://blogs.windows.com/japan/2015/03/14/frequency-and-predictability... [windows.com]
締切に追われるよりできたものからリリースしていくのがいいってことになるのかな
Re: (スコア:0)
セキュリティ関連など左から右にやるしかないものだと、タイムボックス決めてやるよりも、カンバンみたいに流しちゃった方が良い物もあるからね。
最近はGoogleが待てずに公表してしまうというケースもあったし(GoogleにはGoogleのルールがあるだろうし)。
公開ペースはまぁ、年12回のリリースか年にリリースされるパッチの数かだから毎月2個以上リリースしてるなら単純計算で増えるだろうねぇ。
パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:0, おもしろおかしい)
0dayのパッチがWindowsだけ遅い状況が解消されて、うれしい限り
しかし、Windowsのパッチが遅いと書いたときに月1回じゃないととか、
過去の経緯が云々とかいってたMS信者は、月1回を貫き通してほしいものですなw
Re:パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:2, おもしろおかしい)
microsoft側が、その時代の状況に合わせて、月1回にしたり、随時配布にしたり決めているわけで
それに一喜一憂している時点で、あなたは立派な信者ですよw
Re:パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:1)
月一なのは企業ユーザー向けにはその方が都合が良いと言う話であって、今回の措置はホームユーザー向けの話なので貫くも何も関係ないですね。
企業ユーザーはこれまで通り月一での適用になるでしょう。
Re: (スコア:0)
ホームプレミアムを使っている企業は?
Re: (スコア:0)
その企業の選択なので、嫌なら別に使わなければいいだけ。
Professional以上を選択しなよ、家庭向けのエディションなんか選択せずにさ。
Re: (スコア:0)
いや、実際以前に問題が起きたことがあったから月一になったわけだし、不定期にされるのはちょっと心配なんだけど…。せめて、Win10ではアップデートをより適応しやすくなる仕組みが整備されてるといいんだけど…。
まあ、企業向に限れば月一アップデートに加えて管理ツールも出るみたいだから、そっちは大丈夫かな。
#でも一度パッチを公開してしまうと、クラッカーにもセキュリティホールの存在がばれちゃうんだよな…。
Re: (スコア:0)
というか、なぜWindowsはシステム更新でOS再起動が必要なのだろう?
サービス更新なら、サービス立ち上げなおせばいいし。
設定ファイル更新なら、読み込め直せばいいし。
9x時代から(それ以前から?)、なぜこれを改善しないのか。
なにか認識不足だろうか。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
今でも全ての更新で再起動が必要なわけじゃないよ
改善すべきは貴方の認識では?
特にサービス?設定ファイル?なユーザーの割合が多いWindowsじゃなおさらだし
そこらへんを自動化する手間よりも再起動させりゃいいって判断する場合もあるだろう
それは他のOSでも同じじゃないかと
Re:パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:1)
関連して
この日記 [srad.jp]で話題になったのも補足としてポイント
# というか完全なデータロスなしの関連するとこだけリスタートといっても、
# ユーザーが導入したサービス/アプリが正しくて、連携して綺麗にグレイスフルリスタートって保障するの難しそう
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re: (スコア:0)
あんだけ大量にあるサービス全部立ち上げなおすの?
それなら再起動したほうが早いだろ
Re: (スコア:0)
パッチに関連するのだけで良いだろ、って話なんじゃないかな。
それとも毎回kernelいじってるの?
Re:パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:2, 参考になる)
Windowsの場合、OS側のファイル操作仕様が強制ロック (mandatory lock) なので、UNIXで一般的なアドバイザリロック (advisory lock) とは異なり、何をどうやっても排他ロックのかけられたファイルに書き込むことができません。
これを回避する目的で、再起動後に反映する仕組み(MoveFileExのMOVEFILE_DELAY_UNTIL_REBOOTフラグ)がありますが、これによって関連するサービスの再起動だけでは済まない事情が発生してしまっています。
(プログラムファイル自身もそうですし、それらが使用しているデータファイルも同様です)
UNIXで一般的なアドバイザリロックの場合は、逆に「パッチは適用したつもりだけど、サービス類の再起動を忘れて実は新しいモジュールやデータが反映されてなかった」事態が起こりえますので、一長一短ではあります。
Re:パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:5, 参考になる)
いやいや、現在の実装では、Windowsのカーネルは実行モジュールに排他ロックをかけますが、
これは別に必須ではなく、UNIXのようにロックせずにファイルを開くことだってできます。
単にUNIXには(あらゆる状況で信頼できる方法では)強制ロックをかける機能がない、というだけの話です。
また、セキュリティフィックスの場合は直ちに適用することが必要ですから、
いずれにしろアップデート対象モジュールに依存しているプロセスは再起動が必要です。
ですから、Windowsがmandatory lockを持っていることはこの件には関係ないと思います。
で、Windowsだってアップデートされたモジュールに関連するプロセスだけを終了させることで、
OSを再起動せずにアップデートできますし、一部にはそうやっている製品も実際にありますよね。
(「アップデートの前にXXXのアプリを終了させてください」ってやつ)
Windows Updateでそれをしないのは、Windowsが対象とするユーザにとって、それが(単純なケースを除いて)現実的でないからでは?
コアのDLLをアップデートする場合、依存関係のチェインは非常に複雑になりえますし、
バックグラウンドサービスの場合、再起動してよいか一般ユーザに判断がつかない場合が多いでしょう。
結局、再起動させるのが唯一の現実解だと思います。
今時のLinux Desktopのことはわかりませんが、もしセキュリティフィックスに再起動を要求せず、
再起動するまで、脆弱性のある共有オブジェクトを利用し続けることを許しているなら、
Linux Desktopのやり方は、一般ユーザに対するアップデート方法として潜在的に危険で不適切な方法だと思います。
これは、一般ユーザの使うOSにとって、利便性を損なうことなく、いたずらにITの知識を要求することもなく、
セキュリティを維持するための適切な方法がどういうものかという問題です。
Windowsのやり方は妥当なものだと思いますよ。
Re:パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:1)
別にWindowsだって、実行中のファイルは上書きできないだけで、リネームはできるよ。だからDLLを再起動せずに入れ替える事もできる。
「パッチは適用したつもりだけど、サービス類の再起動を忘れて実は新しいモジュールやデータが反映されてなかった」のが発生するのも同じ。
Re:パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:3, 参考になる)
それで思い出したので貼っておきます。
Windows 秘話 : Windows では可能でも行わないことがある [microsoft.com]
実は、Windows では元の DLL の名前を変更し、そこに新しいファイルをコピーすることで、使用中の DLL を置き換えることができます。しかし、Windows ではこの処理が行われていません。なぜでしょう。
Re: (スコア:0)
Open中のファイルをリネームできます?
Re:パッチの提供が早くなるのであれば歓迎 (スコア:1)
おお、本当だ、凄い。既にWindowsには搭載されてますね>Hotpatching。ただし、Windows Updateからは利用不可(*1)と。ダメじゃん。
Hotpatchingを有効にするためには、アップデータのインストール時の引数に"/hotpatch:enable"を渡す必要があるらしいです。
ううむ、何が問題なんでしょうね。
*1
http://jpassing.com/2011/05/01/windows-hotpatching/ [jpassing.com]
Re: (スコア:0)
それは本当ですか?
サービスを立ち上げ直すより再起動の方が早いというソースがあれば教えていただきたいです。
Re: (スコア:0)
サービスを立ち上げ直す時はサービスの終了処理を待つ必要があるけど
再起動の場合は待つ必要がないからじゃないかな?
Re: (スコア:0)
# Linuxは208.5日問題ぐらいしか記憶にないけど、結局メンテナンス中サービス止めないとだめだったりするので、再起動とあまりかわらん気もするし。
これは日本企業じゃ使えないだろうな (スコア:0)
>企業ユーザーには更新プログラムをピアツーピアで配布するオプションも提供されるとのこと
なにせP2Pは悪だと問答無用で禁止というルールの企業が多いもんね!
Re: (スコア:0)
△ P2Pは悪だと問答無用で禁止というルールの企業が多い
○ インターネットは悪だと問答無用で禁止というルールの企業が多い
う~ん… (スコア:0)
これはこれで文句いう人・企業が出てきそうだね。
グーグルとかはもっとうるさくなりそうな気はするね。
まあこれが凶と出るか吉と出るかは結果次第…。
いずれにせよ、アプデ地獄は続く気もするけどな。
Re: (スコア:0)
月イチでサービスパックを提供してくれたら少し負担軽減できそう
Re: (スコア:0)
appleならジョブズ何とかしてくれーって言っちゃう人なの?
Re: (スコア:0)
ゲーツはまだ生きてるよ?それを言うならウォズでは?
Re: (スコア:0)
ゲイツすでに会社関係ないから...
Re:そんなことより (スコア:3)
Microsoftの新CEOはサトヤ・ナデラ氏 ゲイツ会長は退任してCEOのサポート役に [itmedia.co.jp]
ゲイツ氏は会長は退任するが、テクノロジーアドバイザーとして、ナデラ氏がMicrosoftのテクノロジーと製品の方向性を形成することをサポートしていく。
ビル・ゲイツがマイクロソフトでの新しい役割を説明。ナデラからは「協力要請」された [techcrunch.com]
クラウドや新しいデバイスが、われわれのコミュニケーションや協業に今後どう役立っていくかが楽しみだ。OSは一つのデバイスに留まらず、情報はファイルに限らない ― それは子供が成長するように、あなたの歴史となりあらゆる物の記憶をたどることもできるようになるだろう。Satyaから、Microsoftがイノベーションに意欲を持つために協力してほしいと言われた時は嬉しかった。Office製品にさえ、まだ出来ることはたくさんある。
Gatesのビジョンは現在のMicrosoftの戦略と一致している。それは驚きではない。彼は今の戦略の制定にも実施にも役員として積極的に関与していたのだから。
Nadellaは、Microsoftが何になるかを決めるところであり、どうやら最も親密な協力者も同じビジョンを持っているようだ。忘れてはならない。レドモンドでは今もGatesは神であり、Nadellaは神の後立てを利用して自らの宣言をルール化できることを。
Re:バージョン番号のインフレーションに付き合っていられないので。 (スコア:1)
Solarisなんかすでに11だけどね。
Re:バージョン番号のインフレーションに付き合っていられないので。 (スコア:1)
HP-UX も 11。
つか、Solaris と HP-UX どちらかが「The UNIX」だと思うんだけど、バージョン番号は Windows よりも低いんじゃね?
Re:バージョン番号のインフレーションに付き合っていられないので。 (スコア:1)
SVR4の系譜(=本家ベルラボ発祥のUNIX)という点では、「どちらかが」などと言うこととも無く、Solaris も HP-UX も AIX も The UNIX でいいと思う。
AIXは最新バージョンが7.1 なので、これが一番若いバージョンUNIXかな。
で、細かいことを言うと、Solaris は、OSと周辺ソフトウェアを含めた「OSパッケージ」の名称ですね。Solaris11=SunOS5.11+周辺ソフト。
#まあ、Windows 8.1 を内部バージョンで6.3と呼ぶようなものですけど、「UNIX」なのはどこかというと、SunOS の部分だけになると思う。
という主張に基づけば、SunOS5.11が一番若いバージョン。Windowsの内部バージョンより若い。
Re:バージョン番号のインフレーションに付き合っていられないので。 (スコア:2)
HP-UXとAIXはSVR4ではなくOSF/1ベースですよ、ソースコードの系列としては。APIとしてなら、SVR4にあるものはたいてい入っていると思いますが(厳密にいうとSingle UNIX Specificationか)。
ベル研究所云々という話なら、ベル研が開発したのはV7かProgrammer's Work Bench (PWB)あたりまでで、それからUNIXの開発はAT&TのUNIX System Groupという部門に委譲。UNIX System IIIやSystem Vがこちら。それから開発部門はUNIX System Operations、UNIX System Laboratories、Novell、Santa Cruz Operationと流れてゆく。ソースコードの系列を重視するなら、SVR4のときにSunが開発に加わったから、Solarisの方が純正に近いということになる。
OSF/1は、IBM、HP、DEC等の連合がOpen Software Foundation (OSF)を設立し、AT&Tとは独立に実装したので、ソースコードは別系列。
BSDは、もとはベル研版ベースだったけれど、4.4BSDのときに全部書き直されたので、これまた別実装。FreeBSD、OpenBSD、NetBSDはこちらの系列。AppleのOS XがFreeBSDベースだというから、それもこの系列になる。
GNU/Linuxがまた別なのはご存知の通り。まあ、これも上記の各社が開発に参加していたけど。
いまではUNIXという名前も、ソースコードの系列じゃなくて、同じAPIを実装しブランドを取得したものという意味になってしまったので、Solaris/HP-UX/AIXは全部“UNIX”ではありますが。
というわけで、SolarisもHP-UXもAIXもSVR4だから同じというのは、LinuxもBSDも同じと言うくらいに乱暴だと思う。
Re:バージョン番号のインフレーションに付き合っていられないので。 (スコア:1)
#私の感覚では、元のコード[A+B+C]を、→[a+B+C]→[a+b+C]→[a+b+c]と差し替えていった場合、
#[a+B+C]や[a+b+C]が実装として成立していれば、最終的に元のコードが一行も残ってなくても、「連続している」って認識。
だから、Version7→SVR4→Solaris は連続しているけど、
BSDは、4.3→4.4でOSの完全な実装として成立しなくなっちゃったので、そこで連続性はなくなったって感覚です。
> OSF/1は、IBM、HP、DEC等の連合がOpen Software Foundation (OSF)を設立し、AT&Tとは独立に実装した
で、私は上述の感覚的に「OSF/1はソースコード的にSVR4から連続してるもの」だと考えてました。
AIX/やHPUXに連続性はないとすると、
由緒正しくSVR4の流れを引いてる(全部作り直しをしてない)OSで、今も健在なのはSolarisだけってことになるんですかね…
#今のUNIXのブランディングだと、OSX も UNIX になっちゃうのであんまり考えたくない。