サイバー戦士を訓練するためのサイバーシティ 22
ストーリー by hylom
必要なので作っちゃいました 部門より
必要なので作っちゃいました 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
SF小説や映画ではおなじみの「サイバーシティ」が米国にリアルで作られてしまったもよう。この「NetWars サイバーシティ」はニュージャージー州のターンパイク作られ、銀行、病院、給水塔、鉄道システム、電力グリッド、コーヒーショップなどの設備があるとのこと。この都市が造られた目的は,米軍内に「サイバー戦士」を育成するためだそうだ(SANS NetWars、HELP NET SECURITY、本家/.)。
サイバー戦士というのはIT戦士やスーパーハッカーのことではなく,金融サービス企業や製造企業などがもつ重要なコンピューターインフラ群をテロ攻撃などから物理的に防御するスタッフだそうだ。こうしたインフラが物理的に破壊されると社会や経済への影響が大きいため、訓練用の「サイバーシティ」を作ったそうだ。リアルなサイバーシティと言っても,面積は8フィートほどで,建物や住宅はミニチュアの建物や住宅を使用しているという。ただし守るべき電力インフラの制御システム,病院のソフトウェア,およびその他のインフラストラクチャは現実に使用されているものが用いられているとしている。SANSのインストラクターとディレクターを勤めるEd Skoudis氏はこのサイバーシティでコンピューターへの攻撃を阻止するための戦術を構築したいとしている。
一方日本では (スコア:4, おもしろおかしい)
IT戦士 [twitter.com]はクリスマスで訓練されていた。
Re: (スコア:0)
あら、かわいい。
https://twitter.com/yukatan [twitter.com]
自宅警備員か〜
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/10/news090.html [itmedia.co.jp]
校閲 (スコア:3, 参考になる)
“Turnpike”は一般名詞だ。New Jersey Turnpike [wikipedia.org]は固有名詞なので「ニュージャージー・ターンパイク」と訳すべき。だいたい「ターンパイク作られ」ってのはどういう意味だ?
物理的に防御するなら、現場に張り付いていればいいんじゃないかい? “NetWars CyberCity was developed to teach cyber warriors from the U.S. Military how online actions can have kinetic effects.”とあるように、オンライン攻撃は物理的な効果を伴うから、それを防御するといっているのだ。
面積の単位はいつからフィートになったのかね? 原文は“fits in a six by eight foot area”で、「6フィート×8フィートの領域に収まる」ということだ。
Re:校閲 (スコア:1)
で、「6フィート×8フィート…1.8m×2.4mでリアルなサイバーシティ…?」という疑問に行き当たります。
タレコミのリンクだといまいちイメージがわかないのですが、Washington Postの記事 [washingtonpost.com]によれば、基本的には仮想的に構築された都市("The town is a virtual place that exists only on computer networks...")で、判りやすさのために卓上サイズの模型と接続されているもののようですね。
「人によっては玩具かゲームに見えるかもね」("It might look to some people like a toy or game,")とSANSの人がコメントしています。
# そんなわけでストーリー第一文がすごく釣りっぽいです
コーヒーショップはてっきりJura 社製コーヒーマシン [srad.jp]のためにあるのかと思ったのですが、どうやら保護されてないWiFiにつなぐ客を再現とかそういう目的で、仮想的に存在するだけのようですね。残念。:)
Re: (スコア:0)
さらに
> サイバー戦士というのはIT戦士やスーパーハッカーのことではなく,金融サービス企業や製造企業などがもつ重要なコンピューターインフラ群をテロ攻撃などから物理的に防御するスタッフだそうだ。
なる文章が混乱に拍車をかける。
結局、
サイバーシティ=仮想空間の都市のこと。しかし現在では、電子的なハックでも物理的な損害を与えられる(stuxnetとかduquみたいなの)。
なので、模型の6x8フィートの物理的な都市とつないでその影響を調べる。
だから、今までの仮想空間内で閉じているハッカーじゃなくて、物理的な世界への影響も理解しているサイバー戦士が必要。
その、サイバー戦士の訓練所を今回作った。
校閲どころか推敲を通り越して、文章で何をいうべきかの検討が不十分なレベル。
Re: (スコア:0)
本文を一読しても「?」マークが頭上に浮かんだ次第で、このツッコミレスのおかげで合点がいきました。
それにしても、間違いだらけで原文を読みにいかないと内容を把握できない翻訳記事の存在意義とはいったい。
Re: (スコア:0)
>間違いだらけで原文を読みにいかないと内容を把握できない翻訳記事
いつもだけどな。
サイバー戦士 (スコア:2)
サイバー戦士というのはIT戦士やスーパーハッカーのことではなく
スーパーハッカーはともかく、前の2つは一体何が違うというのだろう?
釣り堀っぽい (スコア:1)
要するにここで言うサイバーシティとは、
ITインフラ(主にサーバ)を一箇所に集約して防御を固めて、「たとえ他がやられても」そこだけ生き延びてITインフラを提供できる都市を作るって発想ですね。
しかし周辺の無線基地局と通信ケーブルやられてそこだけ孤立したら、意味あるんですかね。
Re: (スコア:0)
インターネットの逆を行く発想だねぇ
Re: (スコア:0)
銀行や金融機関は結局外部と通信できなくなったら意味が無いような…。
Re: (スコア:0)
素朴な疑問なんだけど、素人がすぐに思いつくような問題が考慮されてないと思う?
しかも軍事の領域で。
Re: (スコア:0)
まぁ、普通に核攻撃による基地消滅に耐えうるメッシュネットワークを作ってた米軍だし、DCは多拠点で運用して、個々のDCをテロリストの物理攻撃から守るぐらいのことは考えてるよね。
原発やなんかと同じでDCも今やそれだけの重要施設になったって事だけど、別に地理的に集約しないといけないわけじゃないよね。
Re: (スコア:0)
/.jはそういう半可通のコメントをニヤニヤしながら眺めるのが楽しいところなんだから、そういうツッコミは野暮ってもの。
Re:釣り堀っぽい (スコア:1)
野暮なツッコミ込みでへらへら笑いながら楽しめるくらいの錬度があればだいじょーぶだぁ。
そもそも (スコア:1)
「サイバー戦士」が単にITインフラを守る戦士なら、それって特別な訓練しなくても、フツーに国土を守る兵士と、なにが違うんでしょ。
いわゆるサイバー攻撃に対抗する部隊(別に兵隊じゃなくても良い)なら、よく分かるんだけど。
実は単に、大規模な公共事業の名目だったりして。国防のためって言えば共和党も賛成するかもしれない。
Re:そもそも (スコア:1)
銃撃戦の際に目の前にあるサーバを身を挺して守るべきか
それとも盾として使うべきかを判断する訓練とかをするのかと思いました
つまりは、 (スコア:0)
時は21世紀 (スコア:0)
テレゾンビたちはついにメディアタワーを占拠した。
地球は彼らの思うままに操られ、人々は生きる意欲を失った――
Re: (スコア:0)
それはてれび戦士
どうやって守る? (スコア:0)
攻撃手段は、爆弾だけでなくEMPなども想定しなくてはいけないから、どうやって守るんだろうか?
ロシアには、トレーラー式の電波兵器も存在する。
ウオール街を走行しながら攻撃されたら、大損害が生じる?
勘違い (スコア:0)
インドに霊的指導者が集っている街が出来たのかと思った
# それはサイババシティ