オバマ政権、WikiLeaks 創設者 Julian Assange 氏を手配するよう各国に呼び掛ける 65
ストーリー by reo
安寧の地はあるのか 部門より
安寧の地はあるのか 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
オバマ政権は WikiLeaks 創設者 Julian Assange 氏の犯罪捜査を開始するよう、オーストラリアやドイツ、英国などに呼び掛けているそうだ (The Daily Beast、本家 /. 記事より) 。
各国が Assange 氏の捜査を開始すれば、同氏の移動を制限することができるとのこと。米国の外交筋は、WikiLeaks の情報漏洩によって危機にさらされているのは米国だけでなく、英国、ドイツ、オーストラリア、またアフガニスタン問題に関連する NATO 及び連携外国勢力全てにとって危機であると発言しており、WikiLeaks が犯罪行為にあたらないか各国の法律と照らし合わせるよう求めている。
Wikileaksの勝利 (スコア:4, 興味深い)
Wikileaksがおおっぴらにやってきたことは、現実にはP2Pのツールを使えばいつでもだれでも開始できる
ことなわけで、それを正々堂々とやってきたやつを捕まえてなんだというんだろう。
結局、政府がやっきになればなるほど、Wikileaksの試みは価値が大きかったことの証明になってしまう
し、後に続く者がよりいっそう楽しむことになる。
Re: (スコア:0)
そんなとこに流しても、ほとんど誰も見やしません。
Re:Wikileaksの勝利 (スコア:2)
Re: (スコア:0)
情報提供者が自らbittorrentとかに流してしまうと、仕様上seed元が知れてしまうので、
wikileaksはその辺精査してから情報源を隠してアップしているみたいですね。
機密情報って漏れ箇所をつかむためのウォーターマークとか識別情報を潜ませておくとかありますし。
Re: (スコア:0)
サイト久しぶりに見てみました。
何時潰れてもいいようにサイトのダンプをアフガンのとこに置いてますね。
これならどこにでも流せるし、第二第三のWikiLeaksを容易に立ち上げることが出来ますね。
# データサイズ結構あったので落とさず。
Re: (スコア:0)
> Wikileaksがおおっぴらにやってきたことは、現実にはP2Pのツールを使えばいつでもだれでも開始できる
> ことなわけで、それを正々堂々とやってきたやつを捕まえてなんだというんだろう。
ある行為がいつでもだれでも可能か否かということと、
その行為をした人を捕まえるべきか否かということは、
まったく関係のないことだと思います。
米国ではダメだったということでしょうか (スコア:2, 興味深い)
米国ならとっくに色々と法律に照らし合わせてると思うんですが、米国の法律では思うような成果(逮捕とかサーバーの停止とか)が上げられそうにないので、各国の法律で縛ってよってことでしょうか?
元の文章くらい読んでね (スコア:1, すばらしい洞察)
>各国が Assange 氏の捜査を開始すれば、同氏の移動を制限することができるとのこと。
米国の法律は米国内でしか通用せず、当人が外国に居れば逮捕できないから、その国が逮捕できるように検討して欲しいということだろ。
元の文章くらい読んでね。それとも、その手の法律知識がないの?何で興味深いのレイティングが付いているの?
Re: (スコア:0)
>米国の法律は米国内でしか通用せず...
法律は基本的に国単位なのは了解ですが、もしアメリカの国内犯罪に問えるのなら国際指名手配のような手段も考えられます。
今回の場合は、国際手配でなく、他国の法律で制限してとアメリカが呼びかけているので、元コメ主の
>米国の法律では思うような成果(逮捕とかサーバーの停止とか)が上げられそうにないので、各国の法律で縛って
は「興味深い」に相当すると思うのですが・・・
# 一人で飛躍していませんか?
Re: (スコア:0)
外国人(米国国籍でも何でもない人)が,米国の外で行った行為について なんで米国から国際指名手配を受けなきゃいけないの?
そんなことをしたら,いつぞやの「アッラーを風刺した漫画」に 対する「死刑宣告 by 某国」なんかを元に山ほど国際指名手配されちゃうという、 ぞっとする世の中になってしまいますよ。
「米国の情報」について「非米国人」が「米国外」で行う行為に 米国国内法の出番があるとは思えません… もうすこしまじめに言えば、「機密情報を持ち出した人」の「持ち出す際の行為」は 米国国内法の適用対象にはなりえるでしょう。 その上で「犯罪の結果として出てきた "情報"」をどう扱うべきかについては まだ全世界統一ルールはないんじゃないでしょうか。
そもそも伝統的な「スクープ記事」のたぐいは大抵は「機密を暴い」て出てくるわけですし、 日本にしろ米国にしろ、スクープ記事が全否定される世の中にはなっていないでしょう。
Re:元の文章くらい読んでね (スコア:1)
一般的に、外国で行われた犯罪を「国外犯」と呼びますが、いくつかの連結点のうちどれかが自国に関連していれば、「国外犯として処罰する」という立法が行われることがあります。日本の場合については、この記事 [hou-nattoku.com]などがわかりやすいのではないでしょうか。
米国は判例法主義で、また連邦法はそれ自体が州法間を調整する抵触法だったりするので、日本とは色々な点で違いそうではあります。
Re:米国ではダメだったということでしょうか (スコア:1, 参考になる)
関連ストーリーに、逆に自分で米国に行っちゃうとやばいよってのを
創設者が弁護士にアドバイスされてるのがありますね。
http://srad.jp/yro/article.pl?sid=10/06/25/0216206 [srad.jp]
Re: (スコア:0)
ん?インターネットという国境を簡単に越えることができるツールが一般化したのに、
各国の法律(というか世界の国々の連携)がそれに追いついてないということでしょ?
だからいま、それに追いつこうと必死になってる。
たまたま、オバマ政権下の米国でそれが問題になる事例が生じたというだけの話であって、
べつに、オバマだからどうだとか、米国だからどうだとかいう話ではないと思うんだけど。
犯罪と決まったわけではないのね (スコア:1, すばらしい洞察)
犯罪と決まったわけでないのに、犯罪捜査を開始するとは、こはいかに。
Re:犯罪と決まったわけではないのね (スコア:2)
>犯罪と決まったわけでないのに、犯罪捜査を開始するとは、こはいかに。
では、すべての犯罪捜査は犯罪と決まる前に開始されるのだが。
Re: (スコア:0)
親告罪では告訴を受けたら、現行犯では発見した時点からです。
既に犯罪と決まっている場合もあります。
すべてというのは言いすぎです。
Re:犯罪と決まったわけではないのね (スコア:2)
Re:犯罪と決まったわけではないのね (スコア:1)
>逮捕されるときは容疑者なんだい?
容疑のない人を逮捕しちゃいかんだろ。
その容疑がでっち上げかどうかは、また別の話。
Re: (スコア:0)
つまり容疑者がいるってことは、なんらかの犯罪があってもおかしくないんじゃないかな?
Re: (スコア:0)
仮に容疑者が裁判で無罪が確定したとしても、 犯罪がなかったということではありません(真犯人がいる場合の話です。勿論痴漢冤罪などは別ですが)
そんなに難しい話でしょうか?
Re:犯罪と決まったわけではないのね (スコア:1, 参考になる)
端緒があれば、それが(本当に)犯罪かどうか警察は捜査する義務があるのだな。(日本の場合)
刑事訴訟法 第百八十九条第二項
司法警察職員は、犯罪があると思料するときは、犯人及び証拠を捜査するものとする。
で、犯人が外国にいる場合はインターポールなどを通じて協力を要請する訳だ。
米国には愛国者法ってのがあるから、被疑者として面と向かって協力要請することも理屈から言えば可能なんだろうけど、それを前面に出すと相手が非協力的になる恐れが大きいから、お願いベースなんじゃないだろうか。
海外ドラマとか見ると、愛国者法を盾に些細なことで逮捕拘留し、「弁護士はつけられない」「多少の拷問も可」みたいなむちゃくちゃなシーンを散見します。
あれが現実だったら民主国家としても看過はできないんでないの?
Re: (スコア:0)
「ものとする」は義務の表現ではありません。
でもって (スコア:1)
日本には呼びかけが来てるんだろうか?
Re: (スコア:0)
まあ、アメリカが日本を独立国家として見ていれば(笑)
Re: (スコア:0)
911のとき、米国の保安情報を日本に連絡したら、口が軽すぎてあっというまにしゃべってしまった外相がいましたよ。
これまでの実績からすれば (スコア:0)
アルカイダか,北朝鮮か,中国当たりに逃げ込めば当面は大丈夫そう。
Re: (スコア:0)
あと利害が一致するイスラエルのモサドに頼むとかさー
Re:これまでの実績からすれば (スコア:1)
そりゃまあ、堂々と暗殺したらライバル国とやってる事が同じになってしまう
法がおまえを裁く!(キリッ
と言いながら、不慮の事故や心臓発作がおこる様に仕向けるのがメリケンの仕事ですよ!
って、向こうでチャイニーズマフィアが言ってました!
ええ、向こうです!
なんて奴らだ……!
Re:これまでの実績からすれば (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
せっかくの情報漏洩ルートですから温存して後で活用したほうがいいです。
いつも本物の機密情報が漏れているルートに、ある日突然、巧妙に作った偽の情報を流すと、効果絶大です。
また、公式に発表したくない情報を相手に伝えたいときにも、役に立ちますよ。
wikileaksで公開された情報を本物だと思って受け取る人が大勢いるわけですから、それを活用しない手はありません。
Re:これまでの実績からすれば (スコア:1, すばらしい洞察)
ん?
それは、自分の利益のために、人を困らせ、殺し、奪うことは許容されるべきだと仰っているわけですか?
話題になっているWikiLeaksの創設者が「愉快犯である」ということが確定している(例えば本人がそう大々的にアナウンスしているとか)であればまだしも(だったとしても「殺せ」ってのはは...)、公の利益、或いは立場が逆の人の意見(えてして踏みつぶされ、公表されないまま密かに犠牲になる)を代弁しているという可能性もあるという段階で、俺の利益にならないから/俺が不愉快だから、という理由で「ぶっ殺せ」というのはあまりにも乱暴なのではないでしょうか。
逆に、自分が、誰かにとって都合が悪いからといって踏みつぶされる側や暗殺される側になった場合に、それを許容できるのでしょうか?
# もしかして、釣られた?(って言うか、せめて釣り宣言でも出てくれないとやりきれないよ)
なお、暗殺という手段は穏やかではないけれども、例えば、本当にヤヴァイ何かが暴露されないため(例えばそれが暴露されることによって人命が...)とか、暴露する側に悪意や害意があるとかであれば、検討してもいいのかもしれないとは思います。本当に他の手段が無ければ、ですが。
でも、今回のようなスキャンダル隠し(軍隊だって、為政者の下ネタだって同レベルだよね)程度の理由で暗殺とか言われちゃうのはちょっと違和感あるかも。
Re: (スコア:0)
>> アルカイダか,北朝鮮か,中国当たりに逃げ込めば当面は大丈夫そう。
「全ての情報は公開すべし」というポリシーを狂信的に実行し,自由主義のはずの米国をも本気で怒らせているような者が,北朝鮮や中国から受け入れられるとは思えないですが.
チェンジ (スコア:0)
Re:チェンジ (スコア:1, すばらしい洞察)
記事の主語が「オバマ政権」となっているから、そういう発想が出てきたんじゃない?
記事の主語が「アメリカ合衆国」となっていたら、どうだったか?
オバマ終了のお知らせ (スコア:0, フレームのもと)
完全にオバマは期待ハズレでしたな、まあ日本の民主党も完全に期待ハズレ(予想通り?)で
最低でも情報公開が進むかとおもえば自民党と同じで「やっぱりな」といった感じですか
悪いことをしてる奴ほど情報は見られたくないもの
やましくないなら見られても平気
むしろ、失敗した事でも事前に広く見てもらうことでガス抜きになる
又、方向修正の為のアイデアが出やすい為に広く情報は公開する方がいい
この不況でも企業で業績を上げてる企業は確実にこの方向性
ネットが広まり、一昔の人々よりもより情報が入手しやすくなった今となっては
国家においても同様の方向に進むと思う
こんなサイトが無くても同様の情報が出てくるような仕組みを作れないオバマに革命的な行動は無理ですね
もうオバマ、いやアメリカの時代の終了ですな
Re:オバマ終了のお知らせ (スコア:3, すばらしい洞察)
>> 最低でも情報公開が進むかとおもえば自民党と同じで「やっぱりな」といった感じですか
は同意なんだけど,
>> むしろ、失敗した事でも事前に広く見てもらうことでガス抜きになる
>> 又、方向修正の為のアイデアが出やすい為に広く情報は公開する方がいい
っていう原則は,日本じゃ全く通用しないように思える.だって,どの分野でも,ちょっとでもミスや失敗が明らかになると,マスコミに主導されて国を挙げての総叩きに入るじゃない?特に税金が原資になってる話は「俺の役に立たない使途は全て無駄遣い」みたいな価値観の奴も多いしね.
そう考えると,結局のところ日本ってのは国民性として皆が大本営発表を求めてる国なんじゃないかという気がする.もちろん,そういう国民性や文化を長年かけて築きあげてきたのは,官僚と自民(+官房機密費からお小遣いもらってた大手マスコミ)なんだけど,もはや修復不能なレベルだと思う.
Re:オバマ終了のお知らせ (スコア:1)
詳細まで詰めた計画を配布して「この計画に沿って行います。異議がある方は代案を提出してください。」と言っても誰も意見を出さない。
(無駄だから止めろという意見さえ出ない:ペットボトルの回収で町内会で集めるという話がでたとき止めろと言ったら次回から呼ばれなくなった。)
んで、陰でコソコソひそひそ悪口いうのだな…… それも文化といえば文化だが。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:オバマ終了のお知らせ (スコア:2, すばらしい洞察)
官房機密費問題でもそうだけど、国家が国家として活動する上で機密が必要って事を
理解できずに、なんでもかんでも「公開しろ!」と声高に叫ぶ人は、自分が国家という
社会システムに守られて生活してるって事を理解してるのかと、真剣に悩むんですが。
外交当事者でもなく戦争関係者でもない人間が、自身の掲げる正義の元に行う行動が
どれほどの価値があるのか、理解に苦しみます。
国家機密は守らなくちゃダメだ (スコア:0)
赤の広場の中心で「ブレジネフの大馬鹿野郎」と叫ぶ
Re: (スコア:0, フレームのもと)
ふーん、その官房機密費が特定政党の選挙資金になってたりしても
文句言わない人ですか?
Re: (スコア:0)
日本人は、そういうのを裏で片付けるのを良しとするようです。
というのも、積極的に情報公開するとプライバシーの侵害だの人権侵害だと選挙妨害だのウルサイですから。
Re: (スコア:0)
大抵の独裁国家では体制に反対するともれなく「テロリスト」と呼ばれます。
オープンなところで検証する環境が無ければ独裁呼ばわりされても反論の余地は無いと思うけど。
そうでなければ人を殴ったことさえない人間が「テロリスト」として闇に葬られてもどうすることも出来ません。
一般的にそのような体制は「独裁国家」と呼ばれます。
同じ独裁者でもスターリンぐらいになると、
「左翼社民はプロレタリアートを分断し、その戦闘力を分散させる。だから国際共産党は全力でもってこれを殲滅し打撃を与えなければならない。」(主要打撃論)
「左翼社民」や「左翼反対派」になると「テロリスト」以上に大雑把なくくりになるからさらに凶悪度が上がる。
とりあえず、体制に文句をいう人間は全員収容所に放り込める。
日本も「明治革命」で成立した「革命国家」であり、そのイデオロギーは明治政府内の権力闘争で生き残った長州藩や津和野藩のものだということを忘れない方がいいと思いますよ。
Re: (スコア:0)
当該の候補者だって、過去に何をやってきたのか、交友関係に誰がいるのか、自分から積極的にオープンにしてないでしょ。
本人すら一般大衆に対して積極的にオープンにすることを望まないのに、他者がオープンにしたら本人に悪いでしょう、というのが日本の考え方なんですよ。
汚いところは見たくないから裏で片付けといてくれ、というのが日本人の政治に対する考え方なんですよ。
日本人がそれを望む以上、政府がそのように動くのは適切に間接民主制が機能しているといことなんですよ。
Re:オバマ終了のお知らせ (スコア:1, 参考になる)
刑法230条が親告罪である事、公益を図る目的である場合や公務員に関する場合であれば真実である証明をすれば罰せられない事、から考えるに、「他人の過去の事実を世間に向けて発表することを国民は良しとしていない」とは言えないと思いますが。
Re:オバマ終了のお知らせ (スコア:1, 参考になる)
政治家の場合は、刑法230条 2 第3項が適用されるので公益関係ないですが。
Re: (スコア:0)
今までの国家と言うもののあり方を変革しないといけないと言っている
公開しない部分があって当然だろ!じゃないんだよ
そこらも含めてオープンになったら世界がもっと良くなるんじゃないかと言っている
官房機密費がどうとか小さい話で重箱の隅をつついてるんじゃない(笑)
一休さんのトンチ(Re:オバマ終了のお知らせ (スコア:0)
え? wikileaksって米CIAの息、かかってないの? (スコア:0)
まず、情報漏洩サイトが乱立するよりは、すでに定評のある少数の情報漏洩サイトに集約された状態を維持したほうが、御しやすいでしょう。
次に、少数の情報漏洩サイトなら、それをコントロール下に置くことができるでしょう。
情報漏洩をもコントロールし、本当に漏れては困る情報は漏らさず、漏れたほうが国益にかなう情報を漏らす、それが情報工作ってもんでしょう。
Re: (スコア:0)