CAPTCHAの研究者が作ったゲームサイト 9
ストーリー by nabeshin
人力変換関数 部門より
人力変換関数 部門より
hide.jikyll 曰く、
このところボットによるCAPTCHA破りがいくつかストーリーになっているが、画像などからの適切な連想キーワードを作る手段としてGwap.comというゲームサイトが作られている(The Registerの記事)。このサイトは、カーネギーメロン大学のLuis von Ahn教授によるもので、「2人のプレーヤーが提示された写真などから連想する単語(タグ)を入力し、タグが一致すればポイントが入る」といった類のゲームが5種類用意されている。Ahn教授は、プレイヤーに膨大な数の音や写真へのタグ付けに協力してもらい、それらのデータを使って最終的にはコンピュータ自体が音や写真から適切なタグを生成できるようにしたいと考えているそうだ。
ゲームとして面白いかどうかは別として(タレコミ人にはあまり面白くなかった)、データ集めの方法としては面白い試みと言えそうだ。
Luis von Ahnといえば (スコア:5, 参考になる)
やはり、Peekaboom [peekaboom.org]でしょう。
2006年のCHI [chi2006.org]で発表されて一躍有名になりました(と自分は認識しています)。この後からCMUのAssistant Professorになったはずです(今も変わっていないはずなので、たれ込みの「教授」は正確ではないのでは)。
たしかにCAPTCHAの研究者といえばそうなのかもしれませんが、今の彼の専門は"Human Computation"だったはずです。完璧なアルゴリズムを作るのは難しいけれど、人の手を借りればこんな簡単に! みたいな。
「CAPTCHAの研究者」というと、どうも認知寄りもしくは完全なCG屋さんというイメージがあるのでちょっと違和感がわきました。
てか、彼のサイト [cmu.edu]のCVとかを見たほうが確かですね。
逆に (スコア:4, 興味深い)
攻撃者側も全くおなじような手口で人間に画像のタグ付けに協力してもらってCAPTCHAを破れるわけで。
極端な話、このサイト自体が「カーネギーメロン大学のLuis von Ahn教授」の名前を騙った人力攻撃加担サイトである可能性が否定しきれなかったので、怖くてメールアドレス入れられませんでした。
過去の同様の事例 (スコア:2, 参考になる)
こっちも仕組み自体は同じようなものだった気が。
同じようなアナログゲームがあります (スコア:1)
基本すごろくですが、イラストをみて連想するワードを4つ選び一致した数だけ進める駒数が決まったりステージを進めるとワードの数が最小2つまで減っていきます。
一度プレイしたことありますが、とても面白いゲームでした。
残念なのはこのゲームがすでに絶版で入手困難なことです。
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ものすごい勢いで (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:ものすごい勢いで (スコア:2, 参考になる)
久々にやりましたが、こんなに賢かったっけ? とビックリするくらいです。
# 以前やったのは別サイトだったかも
一種のゲーム脳 (スコア:1, おもしろおかしい)
というゲーム音痴の愚かな研究者による、安直なアイデアが後を絶たなくて困る。
>ゲームとして面白いかどうかは別として(タレコミ人にはあまり面白くなかった
のも頷ける、もっとゲーム性を練り上げてくれよ。
まあ、それが無理なら別の解決ソリューション [srad.jp]がある。
OK、ちょっと1TBのHDD買ってくる。
#あーなんか肝心な所がぐんにゃりしていて、使い物にならねーよコレ
Re: (スコア:0)
こうですか?わかりません!><
共有タグ (スコア:1)
つまり、これ [2ch.net]を他人にやらせよう、と。