逆にゲパルト対空戦車のような専門の対空戦闘車両または何らかの多角形の陣地が見えている状況で、RWRが連続照射を検知または他の目標が考えられない状況でその辺りから縦に伸びる白煙が見えた場合はダメです。直ちに機長側の頭上、ADIRSパネル一番下にあるADRスイッチのうち真ん中の3番を残しADR1とADR2のボタンを押して[ OFF ]を点灯させ、操縦桿とラダーを一杯に押し込んで大きなバレルロールを打ちながら地形に隠れるしかありません。スラストレバーがTO/GA位置にない場合は最前進位置まで押し込み、余裕があればフラップや車輪は格納し、副操縦士に警戒受信機が連続照射検知のため回避機動中と無線で通報させるといいかもしれませんが、A321でどこまで意味があるかは謎ですね。
フレアじゃないんだ。 (スコア:2)
レーザー照射の方が主流になってるの?
これって赤外線シーカーを狙ってレーザーを当てなきゃならんから、レーザー迎撃と同等の精度が必要になるのでは。
いや、全天走査みたいな理屈で精度を補填できるのか?
Re:フレアじゃないんだ。 (スコア:2)
チャフ・フレア系統はもう長いことAN/ALE-47ですが、火薬式ランチャーなので民間機だと各種許可や整備が面倒なのでしょう。
今回のものはDIRCMといって何らかの2軸カメラタレットに乗った形式のもののようですね。ElbitとかNGとか各社が供給していて、特にElbitのC-MUSIC, 商標Sky Shieldはエルアル航空が既に運用しているようですが(うわあ)、同じくイスラエルのBIRDエアロシステムズという会社がA320用のSPREOS DIRCMという装置を出しているようですので、これを採用するのでしょう。
この手のカメラタレットは各種のヘリや対地攻撃機で実績があり、位置決め精度は問題にならないでしょう。500km/h前後で移動しながら5-10km離れた所の直径50cmくらいの円に収めるとか、その精度を保って数度/秒くらいの角速度で回すくらいの技術ならもう数十年前から確立されています。複数方向からの飽和攻撃には弱いかもしれません。
気になるのは投入先、用途ですが、調べていて答えが出てしまった。エルアルの737と能力を揃えたいわけですね。
Re: (スコア:0)
焦点絞りきらなくて良い&センサ飽和狙いだと低出力で良いのでタイミング等にも余裕があるって事かな。
飛来するミサイルを認識・追跡する方法と精度がどの程度なのかは気になるけど、実績あるなら悪くなさそう。
IRじゃないミサイル来てたら諦めるしかないしミサイルのホーミング方式の判別は捨てていいとは思うけど、
そもそも現代で赤外誘導ってどのくらい使われてんだろう。
Re:フレアじゃないんだ。 (スコア:2)
地対空ミサイルの弾頭を自動追尾し続けられるのかどうかは確かに気になる所ではあります。あるいは、世の中には昼夜を問わず火薬の爆発らしき光をざっくり検出するセンサーが存在していて、また大抵の地対空ミサイルは発射直後の加速中に割と正直な煙を出すので、発火を検知して起動、それらしき煙の頭を追いかけて照射し、固体ロケットの燃焼が終わるまでにロックが外れる、または寄り道でエネルギーを失うことを期待するのかもしれないですね。
赤外誘導ではないミサイルは、弾頭のレーダーで空を背景にして目標が光点として浮かび上がるように地上から"塗る"必要があるので、その追尾用照射装置をセットで持ち回れない場合は赤外誘導になります。手持ち型や簡易な後付け型の照射装置は少ないので、人が担いでいる場合や、装甲車、対戦ヘリなどに付いている場合はまず赤外です。ちなみに電波誘導の場合はその照射装置のパラボラの物理的な数が"同時対処可能数"になります。
逆にゲパルト対空戦車のような専門の対空戦闘車両または何らかの多角形の陣地が見えている状況で、RWRが連続照射を検知または他の目標が考えられない状況でその辺りから縦に伸びる白煙が見えた場合はダメです。直ちに機長側の頭上、ADIRSパネル一番下にあるADRスイッチのうち真ん中の3番を残しADR1とADR2のボタンを押して[ OFF ]を点灯させ、操縦桿とラダーを一杯に押し込んで大きなバレルロールを打ちながら地形に隠れるしかありません。スラストレバーがTO/GA位置にない場合は最前進位置まで押し込み、余裕があればフラップや車輪は格納し、副操縦士に警戒受信機が連続照射検知のため回避機動中と無線で通報させるといいかもしれませんが、A321でどこまで意味があるかは謎ですね。
Re: (スコア:0)
赤外線誘導はmanpads、人が肩に担いで発射する対空ミサイルでは主流ですよ
つまり、ゲリラとかが空港の近くに持ち込んで、FedExとかの輸送機に発射して逃げる
みたいな事にも使われるミサイルでは
最近はセンサが2波長見たり、イメージセンサになったりしているようですが
イギリスとか変態兵器好きはレーザーガイドとかやるようですが、現状はターゲットを狙い続けないといけないので、オペレータにはちゃんとした訓練が必要でしょうね
レーダー誘導対空ミサイルだと、いくら小型であっても正規軍くらいでないとなかなか装備しないのでは
Re: (スコア:0)
焦点を絞って焼き切るんじゃなくて、センサーを飽和させるんでは?
レーザーを使うのは低出力で比較的明るいってだけかと。
Re:フレアじゃないんだ。 (スコア:2)
や、それはわかっているつもりで、
ただ精度はレーザー迎撃と同等なのか何か違う方法論なのかと
Re: (スコア:0)
横だけど、センサに当てなければいけないので、同等或いはやや劣る程度では
いずれにせよターゲットの速度は音速越えでしょうけど、射程5km程度ですからその範囲で狙えば良い訳です
比較ですが、「レーザー迎撃」がどのようなものなのか、にもよりますね
CIWSとかと比較するなら、似た精度ではないかと思います
Re: (スコア:0)
A/Dの出力レベルならともかく、そもそもセンサーって飽和するような設計なの?
うおっまぶしっ、て方に向かうだけでは?
Re: (スコア:0)
数km先のジェットエンジンの明るさは知らないけど、それを狙うように設計されたセンサにレーザーをあてるから、光学系の内部反射とかでも結構明るくなるような気がする
ドローン迎撃する程の出力は必要ないのでは
知らんけど
Re: (スコア:0)
明るくするだけなら妨害にならないんでは?という疑問に対し、
結構明るくなるような気がする、ってどういうこと?
Re: (スコア:0)
例えば焼ききれる手前まで明るくしても、「明るくすることになるんじゃないかな?
今後はレス返さないようにするね!(笑顔で
Re: (スコア:0)
楽しそうでなりよりだが、それはそれとして誰か解説お願い。
Re: (スコア:0)
ちゃんと計算されてる。角度とか。
Re: (スコア:0)
最新のディフェンスシステムでも フレアやチャフも活用してますが
それらは、高速で急激な進路変更が可能な戦闘機で有効なのですが
直線的な航行する民間旅客機などで利用するには頼りなく効果的では
ないので、補完する意味でもジャミング系の装置は大事です。
一部ではCIWSの搭載が噂されております。
Re: (スコア:0)
>精度
MANPADSやIR空対空ミサイルとかのセンサは、結構広い視野を持っていて、さらにジェットエンジンの排気やジェットエンジンそのものを狙ったりします
そしてジンバルに乗ったセンサがターゲットを追尾します
それよりは精度上げないといけないかも知れませんが、数km先の炎を上げるロケットエンジンを検出して追尾するなら程度的には似たような物では
そして迎撃側がレーザを出し続けられるなら、当たるまで狙えば良いとかでは?
Re: (スコア:0)
自国や同盟国の正規軍に対して販売されるMANPADSに比べて、それ以外の国に対して販売されるMANPADSでは、
妨害への対抗能力を意図的に落としてあったりするのが普通では?
IFFつき&妨害に強いやつと、IFFなし&妨害に弱いタイプで
Re: (スコア:0)
普通なんですか?
そうだとしてもそれで?