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農家にとって厄介でも一般人にとって大した虫でもないんだけどな・・
カメムシは人を刺したり、噛んだりしないから、そういう意味では確かに大した虫ではないですね。私にとってカメムシの一番ヤバイ点は、連鎖反応するところです。
カメムシの悪臭って警報の役割があるらしく、集団の中で一匹でも悪臭をまき散らすと、それに反応して周りもまき散らす、連鎖反応が起こるんですよね。よってカメムシ集団を相手にする場合、初期対応を誤ると悲惨です。参考:KINCHO カメムシキンチョール [kincho.co.jp]
また多種(カメムシも含む)に対応した殺虫剤だと効果が低いケースも問題ですね。大手製薬メーカーでは大抵、カメムシ専用品があり、そっちじゃないと効果が確認できない事が、過去に何度かありました。
あと地域によって殺虫剤への耐性が異なるみたいなんですよね。自分の地域の農家では経験則的に以下が知られてました。
で、なにか理由あるのかな?と思って調べてみたら、それらしい研究結果がありました。
産総研 害虫の殺虫剤抵抗性は共生細菌を介してあっという間に発達する [aist.go.jp]
ざっくり要約すると
という流れのようです。
果樹園との相関性は不明ですが、農薬の種類、量が関連してるんですかね?詳しい方いましたら情報お待ちしております。
その内、殺虫剤が一切効かない個体とかでてくるかもしれませんね(恐)
※備考上記は無農薬、有機栽培を、過度に推奨する目的の内容ではない事を、念の為に表明しておきます。これらの農法を否定はしませんし、むしろ、これに興味持って農業を始める方がいて嬉しいです。しかし、農薬栽培してる地域で、いきなり無農薬栽培を始め出して、「農薬撒くな!」とかクレーム入れるのだけは勘弁してください…あと、無農薬栽培でも最低限の害虫駆除・予防はして下さい。無対策の無農薬農場に害虫が集まって、大量繁殖されると、結果として付近では、予定以上の農薬散布をするはめになります…
マスメディアが「農薬=悪いもの」という思考停止した観念を振りまき、料理研究家等が講演会に呼ばれたりするとさらにそれを再生産するんですよね。
一時期名の売れていた枝元なほみ [kyounoryouri.jp]なんかも「農薬なんて無かった江戸時代も農業はできていた!農薬認可するはアメリカにごますりたい安倍政治の陰謀だ!」とかトンデモ講演してたし……じゃあ農家の生活は江戸時代レベルに戻ればいいんですかね?と言いたかった。その場合、現代の品種改良された安くて美味しいコメ&野菜のままではどうがんばっても農業壊滅しますね。
農薬と言えば食酢。
「農薬は良くない」とアピールする生協が「純米酢」を売る矛盾よ……
適切に使わないとダメなのはダメだろ。マスコミがーとか何も言ってない無駄な文字列を垂れ流すなよ。
おいしい野菜は、虫も大好き。そして農薬は健康に悪い。だから、農薬を避けるため、虫も喰わない不味い野菜を食べましょう。正論です。
でも意識低い私は美味しい野菜が食べたい!この間、セカンドハウスの畑で多数のカメムシ発見。あわててスミチオンを散布しました。(なぜスミチオンかって、たまたま物置にあったから)有機リン系なので、ニコチノイドより、急性毒性(ムスカリン様作用)が強いです。自給自足の野菜(ナス、南瓜など)・果物(オレンジなど)ですから自己責任ということで
でも、カメムシが全国的に流行とは知らなかった
「農薬否定」を垂れ流し無農薬マンセーしてるのは事実のくせにそこに反論されると「適切に」とか後出しで言葉増やして自己正当化し「言葉が足りませんでした」とか「意図した表現では無かった」とか言い逃れする
まさにマスコミのやり方ですね
> じゃあ農家の生活は江戸時代レベルに戻ればいいんですかね?
大丈夫。そんな生活になっても、政府が補助金を出してくれるさ。
# なんか、近くの畑でキャベツを踏み潰していたな# 出来すぎなんだろうか、でもキャベツ、安くないんだが# そういうのに補助金が出てるとなると腹が立つ
廃棄された分が流通に乗れば安くなるわけじゃ無いんですよ?
消費者は安くなった分だけ消費するわけじゃ無いから、販売店も仕入れをそんなに増やさない。豊作になった分だけ仕入れを増やしたところで、売れ残り廃棄が増えるだけであり、流通販売そして廃棄にかかったコストの分だけ無駄な金がかかるから。
豊作で安くなったところでその分だけ売れるわけじゃないから農家は稼ぎが減る。単価は安くなるし流通コストは量が増えただけ増えるしが売れないのでお金にならない無駄が増える。
結局、無駄を少しでも減らすために、出荷せず廃棄して肥料として再利用するのです。文句があるなら国産野菜は買わないでよろしい。
思いがけないところで農家さんの苦悩を知れました 大変ですね😞
カメムシの防除はいいんだけど、それでネオニコチノイド系を使うと、欧米ではミツバチの大量死がおきている。
日本でも因果関係は立証されてるけど、 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/techdoc/press/140718/ [affrc.go.jp] 農薬の業界団体は問題ないっていう立場を貫いている。 https://www.jcpa.or.jp/news/20190830.html [jcpa.or.jp]
要するに、程度問題だから、カメムシの駆除と養蜂を同一地域で行わなければいいという考え方。
ところが、先月、環境省は野生のハチについても注文を付けると決定した。
因果関係が立証されてるって引用してるページに立証されてるという記述が微塵もないのがすごい。
死んだミツバチから検出された殺虫剤成分・ネオニコチノイド系のクロチアニジン・ジノテフラン・フェニルピラゾール系のエチプロール・ピレスロイド系のエトフェンプロックス・有機リン系のフェントエート
>水田で斑点米カメムシ防除のために散布される殺虫剤に曝露されたことが原因である可能性が高いと考えられました。>しかしながら、殺虫剤成分の種類とへい死発生の関係は明確になりませんでした。
>クロチアニジンとして500ppb 程度の殺虫剤を含む花粉を水田から収集、利用しても、>ミツバチ群が致命的な影響を受ける可能性は低いと考えられました。
それは長期的な影響がないって言ってる部分で、短期的な影響は業界団体も認めてるんだよ。それが読み取れないのは日本語能力の問題としか。
例えばどの辺の記述で認めてるの?
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
あの匂いさえなければ (スコア:0)
農家にとって厄介でも一般人にとって大した虫でもないんだけどな・・
Re:あの匂いさえなければ (スコア:5, 参考になる)
カメムシは人を刺したり、噛んだりしないから、そういう意味では確かに大した虫ではないですね。
私にとってカメムシの一番ヤバイ点は、連鎖反応するところです。
カメムシの悪臭って警報の役割があるらしく、
集団の中で一匹でも悪臭をまき散らすと、それに反応して周りもまき散らす、連鎖反応が起こるんですよね。
よってカメムシ集団を相手にする場合、初期対応を誤ると悲惨です。
参考:KINCHO カメムシキンチョール [kincho.co.jp]
また多種(カメムシも含む)に対応した殺虫剤だと効果が低いケースも問題ですね。
大手製薬メーカーでは大抵、カメムシ専用品があり、
そっちじゃないと効果が確認できない事が、過去に何度かありました。
あと地域によって殺虫剤への耐性が異なるみたいなんですよね。
自分の地域の農家では経験則的に以下が知られてました。
で、なにか理由あるのかな?と思って調べてみたら、それらしい研究結果がありました。
産総研 害虫の殺虫剤抵抗性は共生細菌を介してあっという間に発達する [aist.go.jp]
ざっくり要約すると
という流れのようです。
果樹園との相関性は不明ですが、農薬の種類、量が関連してるんですかね?
詳しい方いましたら情報お待ちしております。
その内、殺虫剤が一切効かない個体とかでてくるかもしれませんね(恐)
※備考
上記は無農薬、有機栽培を、過度に推奨する目的の内容ではない事を、念の為に表明しておきます。
これらの農法を否定はしませんし、むしろ、これに興味持って農業を始める方がいて嬉しいです。
しかし、農薬栽培してる地域で、いきなり無農薬栽培を始め出して、
「農薬撒くな!」とかクレーム入れるのだけは勘弁してください…
あと、無農薬栽培でも最低限の害虫駆除・予防はして下さい。
無対策の無農薬農場に害虫が集まって、大量繁殖されると、
結果として付近では、予定以上の農薬散布をするはめになります…
Re:あの匂いさえなければ (スコア:1)
マスメディアが「農薬=悪いもの」という思考停止した観念を振りまき、
料理研究家等が講演会に呼ばれたりするとさらにそれを再生産するんですよね。
一時期名の売れていた枝元なほみ [kyounoryouri.jp]なんかも
「農薬なんて無かった江戸時代も農業はできていた!農薬認可するはアメリカにごますりたい安倍政治の陰謀だ!」とかトンデモ講演してたし……
じゃあ農家の生活は江戸時代レベルに戻ればいいんですかね?と言いたかった。
その場合、現代の品種改良された安くて美味しいコメ&野菜のままではどうがんばっても農業壊滅しますね。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:あの匂いさえなければ (スコア:1)
農薬と言えば食酢。
「農薬は良くない」とアピールする生協が「純米酢」を売る矛盾よ……
Re: (スコア:0)
適切に使わないとダメなのはダメだろ。マスコミがーとか何も言ってない無駄な文字列を垂れ流すなよ。
良い子は真似しないでね (スコア:0)
おいしい野菜は、虫も大好き。そして農薬は健康に悪い。
だから、農薬を避けるため、虫も喰わない不味い野菜を食べましょう。正論です。
でも意識低い私は美味しい野菜が食べたい!
この間、セカンドハウスの畑で多数のカメムシ発見。あわててスミチオンを散布しました。
(なぜスミチオンかって、たまたま物置にあったから)
有機リン系なので、ニコチノイドより、急性毒性(ムスカリン様作用)が強いです。
自給自足の野菜(ナス、南瓜など)・果物(オレンジなど)ですから自己責任ということで
でも、カメムシが全国的に流行とは知らなかった
Re: (スコア:0)
「農薬否定」を垂れ流し無農薬マンセーしてるのは事実のくせに
そこに反論されると「適切に」とか後出しで言葉増やして自己正当化し
「言葉が足りませんでした」とか「意図した表現では無かった」とか言い逃れする
まさにマスコミのやり方ですね
Re: (スコア:0)
> じゃあ農家の生活は江戸時代レベルに戻ればいいんですかね?
大丈夫。そんな生活になっても、政府が補助金を出してくれるさ。
# なんか、近くの畑でキャベツを踏み潰していたな
# 出来すぎなんだろうか、でもキャベツ、安くないんだが
# そういうのに補助金が出てるとなると腹が立つ
Re:あの匂いさえなければ (スコア:1)
廃棄された分が流通に乗れば安くなるわけじゃ無いんですよ?
消費者は安くなった分だけ消費するわけじゃ無いから、販売店も仕入れをそんなに増やさない。
豊作になった分だけ仕入れを増やしたところで、売れ残り廃棄が増えるだけであり、
流通販売そして廃棄にかかったコストの分だけ無駄な金がかかるから。
豊作で安くなったところでその分だけ売れるわけじゃないから農家は稼ぎが減る。
単価は安くなるし流通コストは量が増えただけ増えるしが売れないのでお金にならない無駄が増える。
結局、無駄を少しでも減らすために、出荷せず廃棄して肥料として再利用するのです。
文句があるなら国産野菜は買わないでよろしい。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
思いがけないところで農家さんの苦悩を知れました 大変ですね😞
Re: (スコア:0)
カメムシの防除はいいんだけど、それでネオニコチノイド系を使うと、欧米ではミツバチの大量死がおきている。
日本でも因果関係は立証されてるけど、
http://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/techdoc/press/140718/ [affrc.go.jp]
農薬の業界団体は問題ないっていう立場を貫いている。
https://www.jcpa.or.jp/news/20190830.html [jcpa.or.jp]
要するに、程度問題だから、カメムシの駆除と養蜂を同一地域で行わなければいいという考え方。
ところが、先月、環境省は野生のハチについても注文を付けると決定した。
Re: (スコア:0)
因果関係が立証されてるって引用してるページに立証されてるという記述が微塵もないのがすごい。
死んだミツバチから検出された殺虫剤成分
・ネオニコチノイド系のクロチアニジン
・ジノテフラン
・フェニルピラゾール系のエチプロール
・ピレスロイド系のエトフェンプロックス
・有機リン系のフェントエート
>水田で斑点米カメムシ防除のために散布される殺虫剤に曝露されたことが原因である可能性が高いと考えられました。
>しかしながら、殺虫剤成分の種類とへい死発生の関係は明確になりませんでした。
>クロチアニジンとして500ppb 程度の殺虫剤を含む花粉を水田から収集、利用しても、
>ミツバチ群が致命的な影響を受ける可能性は低いと考えられました。
Re: (スコア:0)
それは長期的な影響がないって言ってる部分で、短期的な影響は業界団体も認めてるんだよ。それが読み取れないのは日本語能力の問題としか。
Re: (スコア:0)
例えばどの辺の記述で認めてるの?