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Anonymous Coward
on 2019年08月01日 13時52分
(#3661819)
劣化は当然あるでしょうね。 ちょっと調べた範囲では寿命は出てきませんでしたね。 少なくとも事務室の机の上で数年レベルでは目立った劣化はありません。根拠は私が職場で空きペットボトルに水を入れてきて、机でコップに注いで飲んでます。もう8年ほどになり、蓋のパッキン?部分が磨り減ってきたので、昨年コーラの蓋に変えました。 LAN ケーブルの皮は同じくらいの時間で少し色がさめるくらいの劣化(おそらく蛍光灯の紫外線が原因)があるくらいの環境です。
樹脂の劣化原因は熱や紫外線や水が挙げられますね。 PET は加水分解しやすい性質 [wikipedia.org]がありますけど、残留応力が原因であることもある [okwave.jp]らしく、製造方法 [toyo-seikan.co.jp]がどれくらい影響するかはわかりません。 こちらの情報では 150 ℃から加水分解が急激に進行する [enplanet.com]とあるので、常温では気にする必要はなさそうですね。また黄変も見られるようですから、透明なボトルが黄色っぽくなってきたらボトルの劣化が目に見えて進んでいると考えてよいのではないでしょうか。
最古のPETボトル水 (スコア:2)
を探して飲んでみよう、という企画どこかでやってそう。
>とはいえ、たとえば「これは20年前の水です」と言われると躊躇してしまいそうな気もするので、適当なサイクルで上手く消費するのが良いような気もする。
その昔、缶入りのお茶を見た時、PETボトルの水を見た時。
「こんなの金出して買って飲むか」と思ってたジブンが居たけど、何時頃だったか覚えてない。
Re:最古のPETボトル水 (スコア:1)
業務用でなく一般に出回った製品でいうと
缶入りお茶は、伊藤園「缶入り煎茶」が1985年
ペットボトル水は、ハウス食品「六甲のおいしい水」が1983年
なので、その頃でしょうか。
Re:最古のPETボトル水 (スコア:3)
具体的な年は書いてないけど、歴史順に並んでいるなら1970年代ということですね。
https://www.fujimineral.jp/history/ [fujimineral.jp]
六甲のおいしい水は発売当初は紙パックで、ペットボトル化されたのは1990年代だそうです(wikipediaより)
ヨーロッパではエヴィアンがPVCボトルを使い始めたのが1969年。ほかの水はわかりません。
Re:最古のPETボトル水 (スコア:2, 興味深い)
1990年ごろ自動車のラジエターの水がなくなってオーバーヒートしたときにコンビニで六甲のおいしい水を買ってきてもらったなw
長期保存だとペットボトルだと周囲のにおいがつきそうな感じがします。
で、測ってみました。
ただ、ペットボトル自体の重さがわかりませんが、今流通しているものよりも硬いので厚みがありそう→かなり重そうです。
川越水の表示は 08 04 13 となっていて、全体で 490g くらい。
二本あるコカコーラボトリングの Aquatherapy MINAQUA が 090714 の表示で 470g と 480g で、ボトルがへっこんでます。川越水よりもペットボトルの厚みが小さいかも。
飲めなくても、災害時などでは、水だから変なにおいしなければ下洗いとか、ラジエターの水とかw、いろいろ使えるかなと保存してます。
昨年買った 2 リットル x6 も備蓄という点では同じ扱いができそうですね。
Re: (スコア:0)
冷却水の追加って「水道水で」って注釈ついてませんでしたっけ?
つまりは井戸水禁止ってだと。
六甲のおいしい水がどっちに該当するのかはわかりませんし
大した影響はないのでしょうけど。
Re: (スコア:0)
塩素ないからカビとかに気を付けないとね
Re:最古のPETボトル水 (スコア:1)
>ペットボトル水は、ハウス食品「六甲のおいしい水」が1983年
へー、六甲のおいしい水が最初だったんだ。
今から36年前ですか、それくらいなら問題なく飲めそうに思えてしまう。
メーカーの品証とかに行けば保管してあるんだろうなぁ。
終末ものフィクションで、旧い食品や飲料を見つけて食べようとしたけど変質して食べられなかった。ってのはよくありそう。
Re: (スコア:0)
まあ、あるやろな
Re: (スコア:0)
>終末ものフィクションで、旧い食品や飲料を見つけて食べようとしたけど変質して食べられなかった。ってのはよくありそう。
モブA「やった!ドラッグストアの廃墟だ!」
モブB「食料を、食料をさがせ!…だめだ、どれもこれも賞味期限切れだ」
なろう系主人公「待ちたまえ君たち!アイスとペットボトルの水は賞味期限がないか無意味だぞ!
この2つを探すんだ!」
モブA/B「……あのさあ」
なろうけい主人公「あれ、また僕何かやっちゃいました?」
Re: (スコア:0)
欧米とかで水道水が飲めない(日常的にミネラルウォーター買う)地域はもっと古いだろうが、
PETじゃなくてガラス瓶かもしれん。
Re: (スコア:0)
容器のPETやキャップのポリプロピレンなどの樹脂の寿命はどれくらいあるのだろうか?
昨今何かと話題になる海洋のプラスチック汚染では、水面に漂うプラスチックごみが太陽光の紫外線などで劣化が加速され、
比較的短時間で細かい破片になっていくという話を読んだことがあるが。
何十年というスパンでは、水に樹脂の成分が溶け出したり、気密性が落ちて雑菌の入り込む可能性が出てきたりとかの
心配はない?
キャップの部分にシールのためにゴムっぽい弾力のある素材が使われているものもあるが、ああいうの、
可塑剤が水に溶けだしたり、加水分解で劣化したりとかないのかな?
Re:最古のPETボトル水 (スコア:2, 興味深い)
劣化は当然あるでしょうね。
ちょっと調べた範囲では寿命は出てきませんでしたね。
少なくとも事務室の机の上で数年レベルでは目立った劣化はありません。根拠は私が職場で空きペットボトルに水を入れてきて、机でコップに注いで飲んでます。もう8年ほどになり、蓋のパッキン?部分が磨り減ってきたので、昨年コーラの蓋に変えました。 LAN ケーブルの皮は同じくらいの時間で少し色がさめるくらいの劣化(おそらく蛍光灯の紫外線が原因)があるくらいの環境です。
樹脂の劣化原因は熱や紫外線や水が挙げられますね。
PET は加水分解しやすい性質 [wikipedia.org]がありますけど、残留応力が原因であることもある [okwave.jp]らしく、製造方法 [toyo-seikan.co.jp]がどれくらい影響するかはわかりません。
こちらの情報では 150 ℃から加水分解が急激に進行する [enplanet.com]とあるので、常温では気にする必要はなさそうですね。また黄変も見られるようですから、透明なボトルが黄色っぽくなってきたらボトルの劣化が目に見えて進んでいると考えてよいのではないでしょうか。
フタル酸エステルが水に溶け出している可能性は否定できませんが、心配なら開栓時ににおいをかいで、おかしくなかったら飲まずにそこそこきれいな水で十分な用途にまわすのはいかがですかね。雑菌が入っても水だったら栄養もありませんから繁殖できませんし、そもそも雑菌が入るレベルになってるなら水漏れしてるでしょう。そしたら、高いものでもないし捨てるのでいいんじゃないですかね。災害時に発覚したら飲料や料理でない用途にまわせばいいし、毒性だってさしたる影響はないようですから、ペットに飲ませていいんじゃ?
いずれにせよ、心配なら摂取せずに他の用途にまわして、非常時で透明な水が貴重なときだったら、妥協できるレベルで使用したらよいと思いますわ。ペットボトルのにおいしかしない時、私なら飲むだろうなと思いますw