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また一つ人間に利用される生物が。つくづく人は業が深い生き物よのう。でも、昨今問題になる海洋で大量に見つかるマイクロプラスチックの大量供給源は、実は洗濯でばらけた化学繊維じゃね? [science.srad.jp]なんて話がでているし、生物分解性の天然繊維の供給源が増えるのはいいことかも。
蜘蛛の糸をとるために蜘蛛を大量に飼うというところが出てこないのは、やはりアラクノフォビアのせいだろうか。
蜘蛛の糸を生産するためには必ずしも蜘蛛は要らないです。「蜘蛛の糸」を大量生産しているSpiber株式会社 [spiber.jp]では微生物に蜘蛛由来の遺伝子を組み込んで蜘蛛の糸を生産しています。
それでもコスト高くてなかなか商売としては難しいみたいだけどね。ミノムシを大量に飼って糸を取るとなるとさらにコスト的に合わなさそう。
こういうのって、ケブラー繊維などとコスト - 性能バランスで勝たなくちゃならないんだけど、化学合成品に勝つってのは相当に難しいのです。
プレスリリースを見てみると、手術の縫合用途などのような、繊維としては超高価格帯で製品化を目指しているような感じ。そういう相当な高価格帯でなければペイしないということなんだろう。
しかし、医療用途となると、安全性の確認などで認証を得るのにさらに年月とコストがかかるんでないかな。天然素材だからって、生体内に入れて安全とは限らんしね。
>天然素材だからって、生体内に入れて安全とは限らんしね。
医療用だと生物由来はちょっとなあ……タンパク系の素材は結構アレルギー的な反応引き起こしやすいから、体内に埋め込まれる用途は削減中なんですよね。#なぜか日本ではいまだに絹糸がよく使われてますが、あれも結構炎症起こすんで最近は減りつつあります。#力学的な特性は優れてるんですけどね。
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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家
蚕のようにミノムシを産業的に利用するのか (スコア:0)
また一つ人間に利用される生物が。つくづく人は業が深い生き物よのう。
でも、昨今問題になる海洋で大量に見つかるマイクロプラスチックの大量供給源は、
実は洗濯でばらけた化学繊維じゃね? [science.srad.jp]なんて話がでているし、
生物分解性の天然繊維の供給源が増えるのはいいことかも。
蜘蛛の糸をとるために蜘蛛を大量に飼うというところが出てこないのは、やはりアラクノフォビアのせいだろうか。
Re: (スコア:1)
蜘蛛の糸を生産するためには必ずしも蜘蛛は要らないです。
「蜘蛛の糸」を大量生産しているSpiber株式会社 [spiber.jp]では
微生物に蜘蛛由来の遺伝子を組み込んで蜘蛛の糸を生産しています。
Re: (スコア:0)
それでもコスト高くてなかなか商売としては難しいみたいだけどね。
ミノムシを大量に飼って糸を取るとなるとさらにコスト的に合わなさそう。
こういうのって、ケブラー繊維などとコスト - 性能バランスで勝たなくちゃならないんだけど、
化学合成品に勝つってのは相当に難しいのです。
Re:蚕のようにミノムシを産業的に利用するのか (スコア:0)
プレスリリースを見てみると、手術の縫合用途などのような、繊維としては超高価格帯で製品化を目指しているような感じ。
そういう相当な高価格帯でなければペイしないということなんだろう。
しかし、医療用途となると、安全性の確認などで認証を得るのにさらに年月とコストがかかるんでないかな。
天然素材だからって、生体内に入れて安全とは限らんしね。
Re: (スコア:0)
>天然素材だからって、生体内に入れて安全とは限らんしね。
医療用だと生物由来はちょっとなあ……
タンパク系の素材は結構アレルギー的な反応引き起こしやすいから、体内に埋め込まれる用途は削減中なんですよね。
#なぜか日本ではいまだに絹糸がよく使われてますが、あれも結構炎症起こすんで最近は減りつつあります。
#力学的な特性は優れてるんですけどね。