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日本は三権分立を採用しているので総務省の見解にはあまり意味がない。決めるのは裁判所。もちろん法律を変えてもいいがそれは国会の仕事。
日本の大部分の法律は役所が策定して国会提出しているので、電波法策定に総務省は関係しているのでは?だったら、立法の趣旨が絡むので、一概に無関係・無意味とは言えんでしょう。法律はその文言もさながら、どういう意図をもって作られたかが非常に重要ですので。
司法の世界は条文がすべて役所が主導して出版する「○○法の解説」といった書籍には立法に至った経緯や個別具体的な例とその解釈が沢山でてくるけど、あれには全く拘束されないその法が何を目的としているかは各法令の一番最初に出てくるたとえば、電波法だと
(目的)第一条 この法律は、電波の公平且つ能率的な利用を確保することによつて、公共の福祉を増進することを目的とする。
といった具合公共の福祉を増進することを目的に「電波の公平且つ能率的な利用を確保」する以上のことは関知していない
電波法第百九条の二 暗号通信を傍受した者又は暗号通信を媒介する者であつて当該暗号通信を受信したものが、当該暗号通信の秘密を漏らし、又は窃用する目的で、その内容を復元したときは、一年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。2 無線通信の業務に従事する者が、前項の罪を犯したとき(その業務に関し暗号通信を傍受し、又は受信した場合に限る。)は、二年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。3 前二項において「暗号通信」とは、通信の当事者(当該通信を媒介する者であつて、その内容を復元する権限を有するものを含む。)以外の者がその内容を復元できないようにするための措置が行われた無線通信をいう。4 第一項及び第二項の未遂罪は、罰する。
と、未遂罪まで規定して目的を果たそうとしているは当然としても、調子に乗って「暗号鍵を割り出すために通信を繰り返す行為、、、実は、あれも総務省の所管で無線通信の秘密の窃用に該当します」ってのは法の乱用じゃね?
法律を制定する際は、他法令との二重規制を避ける必要もあって関係省庁との連絡は密にします立法時に「暗号解読は不正アクセス禁止法が適用されるのされないの?されないなら罰則として入れる必要あるけど?」という議論(なわばり争い)は当然あったと思うけどなぁ
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UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
一省庁の感想ですな (スコア:1)
日本は三権分立を採用しているので総務省の見解にはあまり意味がない。
決めるのは裁判所。もちろん法律を変えてもいいがそれは国会の仕事。
Re: (スコア:0)
日本の大部分の法律は役所が策定して国会提出しているので、電波法策定に総務省は関係しているのでは?
だったら、立法の趣旨が絡むので、一概に無関係・無意味とは言えんでしょう。
法律はその文言もさながら、どういう意図をもって作られたかが非常に重要ですので。
Re:一省庁の感想ですな (スコア:1)
司法の世界は条文がすべて
役所が主導して出版する「○○法の解説」といった書籍には立法に至った経緯や個別具体的な例とその解釈が沢山でてくるけど、あれには全く拘束されない
その法が何を目的としているかは各法令の一番最初に出てくる
たとえば、電波法だと
といった具合
公共の福祉を増進することを目的に「電波の公平且つ能率的な利用を確保」する以上のことは関知していない
と、未遂罪まで規定して目的を果たそうとしているは当然としても、調子に乗って「暗号鍵を割り出すために通信を繰り返す行為、、、実は、あれも総務省の所管で無線通信の秘密の窃用に該当します」ってのは法の乱用じゃね?
法律を制定する際は、他法令との二重規制を避ける必要もあって関係省庁との連絡は密にします
立法時に「暗号解読は不正アクセス禁止法が適用されるのされないの?されないなら罰則として入れる必要あるけど?」という議論(なわばり争い)は当然あったと思うけどなぁ