アカウント名:
パスワード:
似たような事が気になっていろいろ試したことがある、その時の結論は「機械彫り手仕上げ、フルネーム印鑑でだいたい十分。後は運用でカバーするしかない」という結論に。
まずゴム印、浸透ゴム印(いわゆるシャチハタ)は押し方で変わるので実印や銀行印としては使用はできません。認め印なんかの型モノは同じ印影になるけれど実印登録は可能。認め印ならどこで買っても同じ型かとおもいきや、作っている会社は結構あるようで、銀行屋レベルできちんと見るところならば同じものを探す事は簡単では無いかも。なので致命的とも思わないけどあんまり心情的にやりたいとは思わない。
機械彫りってのは彫刻機で最後まで削るので、ほぼおなじ印影になるはず。ただ判子屋に同じサイズ同じ名前で機械彫り2本作ってくれと依頼を出したら微妙に違うものが出てきたので機械彫りでも業者によっては意図的に同じにならないようにしている可能性はある。どういう仕組みになっているかは不明。ただあんまり追い込みはできないようで、線が全体的に太く、角などが丸い印象がある。
次に機械彫り手仕上げ、これは機械で印章を作り深掘りしたあと、最後に手で仕上げるというもの。本当に手で仕上げているかどうか怪しいけれど確かに届いた判子をみたら手仕上げのような跡があった。特に彫刻期では細かく責めきれない部分を手仕上げで落としている感じ。
そして完全手仕上げ。これは粗彫り、深掘りまで人間の手でやっていると言う事だけどそりゃいいだろうけど今となっては機械彫りに比べて1桁は平気で価格が違うんで無理。
次に、偽造のしやすさを考えて見る。まず、出来合の量産品型物は買ってくれば現物の印影が手元に無くても同じ印影がえられるものが手に入る可能性があるし、メーカが違ってもあまり崩してないのできちんと見ない所だと通ってしまう可能性が高くなる。一方、現物か印影があれば、それなりの職人さんか、あるいは彫刻機とイラレがあり、ちょっと手先が器用な人なら偽造できてしまうと言う事を考えるとそれほど偽造のハードルは変わらない。また扱う業者が、適当に印鑑を照会してしまい似たような印鑑で通ってしまうリスクを考えると、印影が分かってないと明らかに違うと分かるものが望ましい。(ただまともな銀行屋はちょっとでも違うと通さないはず)
と言う事で機械彫り手仕上げの、フルネーム印鑑を実印、銀行印は名字では無く名前で作った印鑑を使っています。意外と名前で印鑑を作っている男って珍しいんで。結婚して名字変わっても使えるし(※予定の微粒子すら無い)。あとは認め印は邪悪なハンコ屋 [ito51.com]のハンコを愛用してます。これだと明らかに自分が押したもんだと分かるので。似たような発想の裏技としては、実印は自分の名前でなくてはならないと言う事は無かったはず。他人の名前で登録するとか、邪悪なハンコ屋のしにものぐるいのハンコを敢えて登録する、変な印相を使うと言う事もアリかもね。使う時に面倒な事になりそうだったんで俺はやってないけど。
当然ハンコ運用の基本中の基本◇ 認め印・銀行印・実印は絶対に混ぜて使わない◇ 銀行印・実印の物理的セキュリティは確保する(身分証や通帳とは同じ場所に保管しない)◇ 決済用メインバンクと、積み立て用のサブバンクは届出印を別けると言う事はやってます。
あとは材質だけど、チタンなんかは機械彫りしか選択肢がなくなってかえって危険だと思うんだがどうだろう…? あとチタンは粘っこくて靭性が高いけれど、堅くはないんで落としたぶつけたりすると薄い所が凹みそうで怖い。俺が選んだのは普通に象牙です。
#あと昔、ハンコにナンバリング印みたいに数字を埋め込めるようになってる印鑑みたことあったけどググっても見つからない…#ハンコだけ手に入っても番号が分からないと引き出せないと言うものだったが…
>ただ判子屋に同じサイズ同じ名前で機械彫り2本作ってくれと依頼を出したら微妙に違うものが出てきたので機械彫りでも業者によっては意図的に同じにならないようにしている可能性はある。
刑法第19章-印章偽造の罪http://www5.ocn.ne.jp/~njs28/yomoyama/4kai.html [ocn.ne.jp]
ということで、基本的にはんこ屋は同じ印鑑は作っちゃダメ。量産品はどうなんだろう?
その条項は権限が無い者が勝手に作成・行使することを罰するものなので、同じ人に対して同一印影を持つ印章を2本作ること自体は問題無いのでは? (そもそも通説だと、客体は印影に限られるようです。)
トラブルの元になりそうなので、異なる印影にしておくのが無難だと思いますけどね。
166条の第一項の文が間違ってる件。
印鑑のセキュリティとは、どういうアタックかを考えると、そんなもんですよね。
1. 印鑑を、盗まれる。2. 印鑑を、無断で借用される。3. 印鑑を、現物なしに、複製される4. 印鑑を、印鑑若しくは印影から、複製される5. 印鑑を、自分のものでない印鑑で登録される
(プライベートキーの運用も同じですが)印鑑そのものは複製可能なので量販品か傷がついてるかうんぬんはあんまり関係ないんですよね。なので、"印鑑そのもの"で対策可能なのは、基本的に3.のみです。
タレコミの"銀行員の不正"に関しては、"定期的に通帳記帳を行い確認する"が対策になります。なぜなら、2.もしくは4.が可能である為、複製を実質的に防ぎようが無いからです。
で、それぞれの対策は以下になるわけです。
1. 厳重に保管する。対象と併せて保管しない。2. 厳重に保管する。借用されないよう管理する。3. 手彫でユニークにする。4. 印鑑管理は1,2と同じ。印影を信用出来ない相手に渡さない。5. 保険証や普通自動車免許等、本人確認書類を厳重に管理する。
銀行印をそれぞれ別にする、なんてのも影響範囲を小さくする為の方法ですね。実質的には1と2とを潰しておけば他は可能性として薄いとは思います。"銀行通帳は盗難されたが、印鑑は無事だった"という状況くらいじゃないかなあ。 # ダイアル印が画期的だったのは、借用や盗難からも保護されうるという点ですね # 銀行員の不正に対しては、4.が可能な為、対策になりえませんが
まあどっちかというと、印鑑は法律的、形式的な補助のような気もするので、免許とかをがっちり守るほうが先のような気もします。 # 例えば免許盗難→実印登録→免許&実印で契約とか…… # 通帳と健康保険証とか一緒に盗られたらやっぱり引き出される気もしますし。
印鑑のセキュリティが必要なのは、銀行とか役所側。書き直せば1. 印章(判子)を、盗まれる。2. 印章を、無断で借用される。3. 印影を、現物なしに、複製される4. 印章を、印鑑若しくは印影から、複製される5. 印鑑を、自分のものでない印章で登録される
まあ、「印鑑をここに押してください」って使われたりするんで、もう間違いとまではいえなくなってきた感がありますが、元々は「鑑みる」(手本などに照らし合わせて考えたりすること)ですので、本物かどうかの参照用に届けておいた印影のことが印鑑になります。
自分は姓が珍しいので(残念ながら?)問題はないですが。店頭でさっと買ってさっと使いたいような量産物は、自分でごりごりと傷を入れれば、まあ、若干安心です。
>認め印ならどこで買っても同じ型かとおもいきや、作っている会社は結構あるようで、銀行屋レベルできちんと見るところならば同じものを探す事は簡単では無いかも。
中途半端にマイナーな苗字だと、その苗字を作っている会社が限られてしまい、結果として同じ型しか手に入らないという罠があったりします。
昔セキュリティとか考えてなかった時期に、とりあえず手元にあった認め印で銀行口座を開設したはいいが、その後必要に迫られて何本か買った別の認め印も全部同じ陰影だった事が判明し、慌てて手彫りの銀行印を作って印鑑変更をやったことがあるので。
フルネーム印鑑を実印、銀行印は名字では無く名前で作った印鑑を使っています。意外と名前で印鑑を作っている男って珍しいんで。結婚して名字変わっても使えるし(※予定の微粒子すら無い)。あとは認め印は 邪悪なハンコ屋 [ito51.com]のハンコを愛用してます。これだと明らかに自分が押したもんだと分かるので。似たような発想の裏技としては、実印は自分の名前でなくてはならないと言う事は無かったはず。他人の名前で登録するとか、邪悪なハンコ屋のし
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家
機械彫り手仕上げでだいたいは十分 (スコア:4, 参考になる)
似たような事が気になっていろいろ試したことがある、その時の結論は
「機械彫り手仕上げ、フルネーム印鑑でだいたい十分。後は運用でカバーするしかない」
という結論に。
まずゴム印、浸透ゴム印(いわゆるシャチハタ)は押し方で変わるので実印や銀行印としては使用はできません。
認め印なんかの型モノは同じ印影になるけれど実印登録は可能。認め印ならどこで買っても同じ型かとおもいきや、作っている会社は結構あるようで、銀行屋レベルできちんと見るところならば同じものを探す事は簡単では無いかも。なので致命的とも思わないけどあんまり心情的にやりたいとは思わない。
機械彫りってのは彫刻機で最後まで削るので、ほぼおなじ印影になるはず。ただ判子屋に同じサイズ同じ名前で機械彫り2本作ってくれと依頼を出したら微妙に違うものが出てきたので機械彫りでも業者によっては意図的に同じにならないようにしている可能性はある。どういう仕組みになっているかは不明。ただあんまり追い込みはできないようで、線が全体的に太く、角などが丸い印象がある。
次に機械彫り手仕上げ、これは機械で印章を作り深掘りしたあと、最後に手で仕上げるというもの。本当に手で仕上げているかどうか怪しいけれど確かに届いた判子をみたら手仕上げのような跡があった。特に彫刻期では細かく責めきれない部分を手仕上げで落としている感じ。
そして完全手仕上げ。これは粗彫り、深掘りまで人間の手でやっていると言う事だけどそりゃいいだろうけど今となっては機械彫りに比べて1桁は平気で価格が違うんで無理。
次に、偽造のしやすさを考えて見る。
まず、出来合の量産品型物は買ってくれば現物の印影が手元に無くても同じ印影がえられるものが手に入る可能性があるし、メーカが違ってもあまり崩してないのできちんと見ない所だと通ってしまう可能性が高くなる。
一方、現物か印影があれば、それなりの職人さんか、あるいは彫刻機とイラレがあり、ちょっと手先が器用な人なら偽造できてしまうと言う事を考えるとそれほど偽造のハードルは変わらない。
また扱う業者が、適当に印鑑を照会してしまい似たような印鑑で通ってしまうリスクを考えると、印影が分かってないと明らかに違うと分かるものが望ましい。(ただまともな銀行屋はちょっとでも違うと通さないはず)
と言う事で機械彫り手仕上げの、フルネーム印鑑を実印、銀行印は名字では無く名前で作った印鑑を使っています。意外と名前で印鑑を作っている男って珍しいんで。結婚して名字変わっても使えるし(※予定の微粒子すら無い)。
あとは認め印は邪悪なハンコ屋 [ito51.com]のハンコを愛用してます。これだと明らかに自分が押したもんだと分かるので。似たような発想の裏技としては、実印は自分の名前でなくてはならないと言う事は無かったはず。他人の名前で登録するとか、邪悪なハンコ屋のしにものぐるいのハンコを敢えて登録する、変な印相を使うと言う事もアリかもね。使う時に面倒な事になりそうだったんで俺はやってないけど。
当然ハンコ運用の基本中の基本
◇ 認め印・銀行印・実印は絶対に混ぜて使わない
◇ 銀行印・実印の物理的セキュリティは確保する(身分証や通帳とは同じ場所に保管しない)
◇ 決済用メインバンクと、積み立て用のサブバンクは届出印を別ける
と言う事はやってます。
あとは材質だけど、チタンなんかは機械彫りしか選択肢がなくなってかえって危険だと思うんだがどうだろう…? あとチタンは粘っこくて靭性が高いけれど、堅くはないんで落としたぶつけたりすると薄い所が凹みそうで怖い。
俺が選んだのは普通に象牙です。
#あと昔、ハンコにナンバリング印みたいに数字を埋め込めるようになってる印鑑みたことあったけどググっても見つからない…
#ハンコだけ手に入っても番号が分からないと引き出せないと言うものだったが…
Re:機械彫り手仕上げでだいたいは十分 (スコア:2)
>ただ判子屋に同じサイズ同じ名前で機械彫り2本作ってくれと依頼を出したら微妙に違うものが
出てきたので機械彫りでも業者によっては意図的に同じにならないようにしている可能性はある。
刑法第19章-印章偽造の罪
http://www5.ocn.ne.jp/~njs28/yomoyama/4kai.html [ocn.ne.jp]
ということで、基本的にはんこ屋は同じ印鑑は作っちゃダメ。量産品はどうなんだろう?
Re:機械彫り手仕上げでだいたいは十分 (スコア:2)
その条項は権限が無い者が勝手に作成・行使することを罰するものなので、同じ人に対して同一印影を持つ印章を2本作ること自体は問題無いのでは? (そもそも通説だと、客体は印影に限られるようです。)
トラブルの元になりそうなので、異なる印影にしておくのが無難だと思いますけどね。
HIRATA Yasuyuki
Re: (スコア:0)
166条の第一項の文が間違ってる件。
Re:機械彫り手仕上げでだいたいは十分 (スコア:2)
印鑑のセキュリティとは、どういうアタックかを考えると、そんなもんですよね。
1. 印鑑を、盗まれる。
2. 印鑑を、無断で借用される。
3. 印鑑を、現物なしに、複製される
4. 印鑑を、印鑑若しくは印影から、複製される
5. 印鑑を、自分のものでない印鑑で登録される
(プライベートキーの運用も同じですが)印鑑そのものは複製可能なので量販品か傷がついてるかうんぬんはあんまり関係ないんですよね。
なので、"印鑑そのもの"で対策可能なのは、基本的に3.のみです。
タレコミの"銀行員の不正"に関しては、"定期的に通帳記帳を行い確認する"が対策になります。
なぜなら、2.もしくは4.が可能である為、複製を実質的に防ぎようが無いからです。
で、それぞれの対策は以下になるわけです。
1. 厳重に保管する。対象と併せて保管しない。
2. 厳重に保管する。借用されないよう管理する。
3. 手彫でユニークにする。
4. 印鑑管理は1,2と同じ。印影を信用出来ない相手に渡さない。
5. 保険証や普通自動車免許等、本人確認書類を厳重に管理する。
銀行印をそれぞれ別にする、なんてのも影響範囲を小さくする為の方法ですね。
実質的には1と2とを潰しておけば他は可能性として薄いとは思います。
"銀行通帳は盗難されたが、印鑑は無事だった"という状況くらいじゃないかなあ。
# ダイアル印が画期的だったのは、借用や盗難からも保護されうるという点ですね
# 銀行員の不正に対しては、4.が可能な為、対策になりえませんが
まあどっちかというと、印鑑は法律的、形式的な補助のような気もするので、
免許とかをがっちり守るほうが先のような気もします。
# 例えば免許盗難→実印登録→免許&実印で契約とか……
# 通帳と健康保険証とか一緒に盗られたらやっぱり引き出される気もしますし。
野暮を承知で言っちゃえば (スコア:0)
1. 印鑑を、盗まれる。
2. 印鑑を、無断で借用される。
3. 印鑑を、現物なしに、複製される
4. 印鑑を、印鑑若しくは印影から、複製される
5. 印鑑を、自分のものでない印鑑で登録される
印鑑のセキュリティが必要なのは、銀行とか役所側。書き直せば
1. 印章(判子)を、盗まれる。
2. 印章を、無断で借用される。
3. 印影を、現物なしに、複製される
4. 印章を、印鑑若しくは印影から、複製される
5. 印鑑を、自分のものでない印章で登録される
まあ、「印鑑をここに押してください」って使われたりするんで、もう間違いとまではいえなくなってきた感がありますが、
元々は「鑑みる」(手本などに照らし合わせて考えたりすること)ですので、本物かどうかの参照用に届けておいた印影のことが印鑑になります。
量産印鑑はあらかじめ自分で傷を入れる (スコア:0)
自分は姓が珍しいので(残念ながら?)問題はないですが。
店頭でさっと買ってさっと使いたいような量産物は、自分でごりごりと傷を入れれば、まあ、若干安心です。
Re: (スコア:0)
>認め印ならどこで買っても同じ型かとおもいきや、作っている会社は結構あるようで、銀行屋レベルできちんと見るところならば同じものを探す事は簡単では無いかも。
中途半端にマイナーな苗字だと、その苗字を作っている会社が限られてしまい、結果として同じ型しか手に入らないという罠があったりします。
昔セキュリティとか考えてなかった時期に、とりあえず手元にあった認め印で銀行口座を開設したはいいが、その後必要に迫られて何本か買った別の認め印も全部同じ陰影だった事が判明し、慌てて手彫りの銀行印を作って印鑑変更をやったことがあるので。
Re: (スコア:0)
フルネーム印鑑を実印、銀行印は名字では無く名前で作った印鑑を使っています。意外と名前で印鑑を作っている男って珍しいんで。結婚して名字変わっても使えるし(※予定の微粒子すら無い)。
あとは認め印は 邪悪なハンコ屋 [ito51.com]のハンコを愛用してます。これだと明らかに自分が押したもんだと分かるので。似たような発想の裏技としては、実印は自分の名前でなくてはならないと言う事は無かったはず。他人の名前で登録するとか、邪悪なハンコ屋のし