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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
商売としてのジャーナリズム (スコア:1, すばらしい洞察)
いろいろな考え方がありうる。ジャーナリスト個人と、そのジャーナリストが所属する報道関連企業とでは考え方も違うだろう。
個人としては、その国家の現状に問題点を感じている記者なら、何とかしてその情報を公表しようと努力するだろう。この場合、それが元で国家が倒れるかどうかにまでジャーナリスト個人は考慮しないものだ。個人的に功名心もあろうし、うまくすればピュリツァー賞受賞もある。企業としては、その情報を公表することによって国家が倒れた際、その余波でその企業自体に経営不安が及ぶかどうかを考慮するだろう。国家が倒れないまでも、その後に国家から何らかの嫌がらせがあることを予測して、情報を握りつぶすこともあるだろう。さらにまた、その企業の経営陣が、(個人的知己であることもあろう)高級官僚、あるいは政治家に秘密裏に通報して、報道自体は差し止めることもあるかもしれない。
>また国家はそれにどう対応していくのだろうか。
これは簡単、情報公開を制限しようとするだろう。いわゆる「情報セキュリティ」を極度に追求するということだろう。