「無料ウィルス対策ソフト「Microsoft Security Essentials」v2公開」記事へのコメント

Ver.2・・・

[Anonymous Coward]

マイクロソフトなので次のバージョンくらいで
アンチウイルスソフトとして完成するのかな？

Re:

[Anonymous Coward]

いや、Micorsoft Defenderから数えれば、これが三代目です。
そもそも、Microsoft Security EssentialsはForefrontの機能縮小版です。
有償製品からクライアント管理などを外して、個人や小規模事業者向けに無償で提供しているものです。
有償のセキュリティ製品をインストールせず、ウィルスやワームの巣になったり、それが原因でWindowsが不安定な動作をしたりするくらいなら、無償のセキュリティ製品を配って、Windowsが安定動作した方がましという論理みたいです。

Re:

[PuckWing (31909)]

マイクロソフトは自社他社問わず製品版の一部機能をOS付加機能として無償提供することが多いですね。ぱっと思いつくだけでも，IE(mosaic)，マルチメディア（win3.0拡張），MS-IME（WX2），フォント（リコー），デフラグ，ファイヤーウォール，ウイルス対策…

覇権を握っている上での富の再分配なんでしょうが，対外拡大と内的平和…こう書くと改めて「MS帝国」なんだなと。

Re:

[Anonymous Coward]

OS作ってんだから、自分の所でウィルス対策やれよと文句を言われ、
じゃぁってんで、あくまで選択制（OSには含まれず、各自ダウンロード＞インストール）
かつ、最低限の機能にしてまで、公開してるのに、今度は帝国呼ばわりされる。

そんなに嫌なら使うなよ。。。

Re:Ver.2・・・

[PuckWing (31909)]

「帝国」って負のイメージしかないのでしょうか？そちらの方にちょっと驚きました。

歴史的に見ても，ヘゲモニー論を引くほどではありませんが，パックス・ロマーナとか，最近ではパックス・アメリカーナという言葉があるように覇権は「平和」をもたらす側面があります。覇権を握る「帝国」って言葉は現実の分析概念としては善悪二元論では語れないものです。マイクロソフトを「帝国」と表現するとき，お話の中に出てくるような「悪の組織」としてだけ捉えている人は少数派だと思っていました。

ご指摘のようにマイクロソフトもコンシュマー向けOSの覇権（＝圧倒的シェア）を握っているからこそ，さまざまなサービスを提供する余力とそれをユーザに提供する責任が生じるわけで，windowsユーザとってマイクロソフトが覇権を握っていることは肯定的に取られているのではないでしょうか。だからこそ，今なお多くのユーザーが継続的に利用しているのではないでしょうか。
ただ，外部ベンダーやマイクロソフトの覇権に挑戦する企業にとっては，このようなこ無償サービスは脅威だと思います。

ユーザーとして心配すべきは，むしろビルゲイツが一歩退いたマイクロソフトが将来覇権を失うことになったとき，現在のように余力のあるサービスを提供し続けることができるのかということにあります。

もちろん企業を国に見立てているのは比喩ですよ。