アカウント名:
パスワード:
うーん、「小児性愛者」という要素を登場させるだけで、右も左も宗教も国境も飛び越えた、どんな反論も許されない悪者の出来上がりというお手軽さ。
スノーデン氏のせいでテロリストが云々とか、兵士の命が云々とか、サイバー犯罪が云々では、相手にも一分の理があるという意見が残ってしまう可能性があるけど、あいつのせいで小児性愛者が、と言えばこりゃもう誰もが非難する他ない。まさに錦の御旗というか、最大公約数的に支持を得るにはうってつけですね。
ゴドウィンの法則 [wikipedia.org]
「ネットでの議論が長引けば長引くほど、ヒトラーやナチを引き合いに出すことが多くなる」
というのがあるらしいですけど、本家でも「最近のゴドウィンの法則で引き合いに出るのは"think of the children"だな」みたいな意見が複数ありますね。
「NSAがやってることはゲシュタポと同じだ」とか言えば錦の御旗がぶつかり合うことに。
ナチス自体が神話化されちゃってるからね。宣伝がうまかったって話も、当時の共産党や社会民主党が使ってた手法の焼き直しに過ぎないし。第一、ヒトラー自身親コミンテルンのバイエルンレーテの諜報部員で、右翼労働党に入ったのはスパイとして潜り込んだというのが最近の定説。社会民主党がバイエルンレーテ討伐命令をワイマール政府軍と各民兵組織に下して六万の大群がバイエルンを蹂躙し、その焼け跡に小規模な右翼政党が多数現れ、旧プロイセンのベルリン政府に対する反感を肥やしに急成長した。ここに、更に東方ユダヤ人というキーワードが加わる。東方ユダヤ人とはヨーロッパ東部のドイツ、ポーランド、ロシアなどのユダヤ人のことである。ユダヤと聞くと金持ちのイメージが強いが、それは西方のユダヤ人の話であり、東方のユダヤ人は極貧生活を強いられていた。プロイセンは彼ら東方ユダヤ人を貴重な人材として認め重用した。その結果学者、芸術家、銀行家、実業家として成功するユダヤ人が多く出た。その代表が毒ガスの父として有名なフリッツハーバーである。彼は自前の軍服を仕立てて着こみ、最前線で毒ガス戦を指揮した。その結果敵だけではなく味方にも多くの被害を出した。そのうちの一人がアドルフヒトラー伍長である。ハーバー自身はキリスト教に改宗しているが、ヒトラーから見れば調子に乗っているプロイセンのユダヤ人以外の何ものでもない。ヒトラーが権力を握ると、ハーバーは更に強力な毒ガス作戦を提案しヒトラーに持ちかけた。しかしヒトラーはこれを拒否し、ハーバーを追放、更に彼のつくり出した化学兵器を彼の親戚とその同胞の殺害に使用した。ヒトラーは毒ガスを兵器としては嫌っていたが、強制収容所での使用には躊躇がなかった。ドイツ統一からドイツ革命の混乱とその絶望的終焉という背景から切り離してナチスやヒトラーを語ることは、戦後の東西ドイツの正当性を強調する上では重要かもしれないが、歴史を直視するという姿勢からは程遠い。
元のコメントに関係する意見は1行目のみで、それを補足するのは2行目のみ。あとはヒトラーと当時のドイツに関する自説を披露しているのみで、本ストーリーはもちろん元コメントとも全く関係ありませんね。
3行、いや5行でもいいからまとめて。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
現代の絶対悪 (スコア:4, 参考になる)
うーん、「小児性愛者」という要素を登場させるだけで、右も左も宗教も国境も飛び越えた、どんな反論も許されない悪者の出来上がりというお手軽さ。
スノーデン氏のせいでテロリストが云々とか、兵士の命が云々とか、サイバー犯罪が云々では、相手にも一分の理があるという意見が残ってしまう可能性があるけど、あいつのせいで小児性愛者が、と言えばこりゃもう誰もが非難する他ない。まさに錦の御旗というか、最大公約数的に支持を得るにはうってつけですね。
Re: (スコア:3, 興味深い)
ゴドウィンの法則 [wikipedia.org]
というのがあるらしいですけど、本家でも「最近のゴドウィンの法則で引き合いに出るのは"think of the children"だな」みたいな意見が複数ありますね。
「NSAがやってることはゲシュタポと同じだ」とか言えば錦の御旗がぶつかり合うことに。
Re:現代の絶対悪 (スコア:0)
ナチス自体が神話化されちゃってるからね。
宣伝がうまかったって話も、当時の共産党や社会民主党が使ってた手法の焼き直しに過ぎないし。
第一、ヒトラー自身親コミンテルンのバイエルンレーテの諜報部員で、右翼労働党に入ったのはスパイとして潜り込んだというのが最近の定説。
社会民主党がバイエルンレーテ討伐命令をワイマール政府軍と各民兵組織に下して六万の大群がバイエルンを蹂躙し、その焼け跡に小規模な右翼政党が多数現れ、旧プロイセンのベルリン政府に対する反感を肥やしに急成長した。
ここに、更に東方ユダヤ人というキーワードが加わる。
東方ユダヤ人とはヨーロッパ東部のドイツ、ポーランド、ロシアなどのユダヤ人のことである。
ユダヤと聞くと金持ちのイメージが強いが、それは西方のユダヤ人の話であり、東方のユダヤ人は極貧生活を強いられていた。
プロイセンは彼ら東方ユダヤ人を貴重な人材として認め重用した。
その結果学者、芸術家、銀行家、実業家として成功するユダヤ人が多く出た。
その代表が毒ガスの父として有名なフリッツハーバーである。
彼は自前の軍服を仕立てて着こみ、最前線で毒ガス戦を指揮した。
その結果敵だけではなく味方にも多くの被害を出した。
そのうちの一人がアドルフヒトラー伍長である。
ハーバー自身はキリスト教に改宗しているが、ヒトラーから見れば調子に乗っているプロイセンのユダヤ人以外の何ものでもない。
ヒトラーが権力を握ると、ハーバーは更に強力な毒ガス作戦を提案しヒトラーに持ちかけた。
しかしヒトラーはこれを拒否し、ハーバーを追放、更に彼のつくり出した化学兵器を彼の親戚とその同胞の殺害に使用した。
ヒトラーは毒ガスを兵器としては嫌っていたが、強制収容所での使用には躊躇がなかった。
ドイツ統一からドイツ革命の混乱とその絶望的終焉という背景から切り離してナチスやヒトラーを語ることは、戦後の東西ドイツの正当性を強調する上では重要かもしれないが、歴史を直視するという姿勢からは程遠い。
Re:現代の絶対悪 (スコア:1)
元のコメントに関係する意見は1行目のみで、それを補足するのは2行目のみ。
あとはヒトラーと当時のドイツに関する自説を披露しているのみで、本ストーリーはもちろん元コメントとも全く関係ありませんね。
Re: (スコア:0)
3行、いや5行でもいいからまとめて。