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「マルウェアサンプルの○○%は、当社の顧客に影響を与えなかった」といわれてもなあ……。「影響なかったから良かった×2」とは思えないし、言い訳がましくて みっともなく思えました。
ただ有用なソフトウエアではありますし、改善してくれることを願います。
「最近見つかったマルウェアの何%を検知できた」というのと、「高い確率で遭遇するマルウェアを検知できる」というのは違うということをMSは言ってるのではないだろうか?
最近見つかった100のマルウェアのうち60個しか検知しないとしても、その60個のマルウェアが、出回っているマルウェアの99%を占めているなら十分だと思う。
確かに、アンチウイルスとしては、流行しているマルウェアさえ確実に検知できれば問題ない。現実世界ではすでに死滅状態(流通していない)にあるマルウェアをいくら検出できたところで意味は全くない。
ただ、大手の比較調査団体のテストは、テストに用いるサンプル検体の選別にさえ非常に気を使っている。採取地域別、マルウェアの種類別、検体を採取した時期(古いものは使わない)、流行しているものを中心に使用等またテストにしても従来からあるオンデマンドスキャン検知力テストだけでなく、未知/新種のマルウェア検知力テスト(ヒューリスティック&プロアクティブ)、現実的環境になるべく近づけてソフトの全機能を対象に総合的防御力を図るテスト等、大学の研究室等と連携していろいろな新テストなども開発している。
まぁ、テストと現実環境での実態が完全に一致することなどないけど、少なくともAV-TESTやAV-Comparativesなどは常に客観的かつ公平な評価に神経をとがらせている。だからこそ、これらの団体は世界から権威あるAV比較調査団体と言われ、信頼を得ている。
あと、実際にマルウェア配布サイトでいろいろ最新検体拾って、自分が使用しているアンチウイルスに噛ませてみるが、検出できなかった検体を各社に送った時の解析・分析後の結果表示および判定、定義ファイルへの反映速度が早く分析検討するベンダーに比べMSは少し遅いような感じがした。例えば、Aviraやカスペルスキー、BitDefender、MSEが検知できなかった検体をほぼ同じタイミングで各社に送信したことあるが明らかに上記3社に比べMSの判定結果および定義追加は遅かった(他の3社のソフトは、いずれも高性能として有名であるが・・・)。ここらあたりにも、トップクラス層のセキュリティソフトと、MSEクラスのソフトとの性能差が生じているように思われる。(まあ、最近はバスターやPanda、Webroot、キングソフトのようなクラウド型ソフトの台頭もあるので、定義更新という概念持ち出すのもアレだが・・・)
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「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常
言い訳みっともない (スコア:0)
「マルウェアサンプルの○○%は、当社の顧客に影響を与えなかった」といわれてもなあ……。
「影響なかったから良かった×2」とは思えないし、言い訳がましくて みっともなく思えました。
ただ有用なソフトウエアではありますし、改善してくれることを願います。
Re: (スコア:1)
「最近見つかったマルウェアの何%を検知できた」
というのと、
「高い確率で遭遇するマルウェアを検知できる」
というのは違うということをMSは言ってるのではないだろうか?
最近見つかった100のマルウェアのうち60個しか検知しないとしても、その60個のマルウェアが、出回っているマルウェアの99%を占めているなら十分だと思う。
Re:言い訳みっともない (スコア:0)
確かに、アンチウイルスとしては、流行しているマルウェアさえ確実に検知できれば問題ない。
現実世界ではすでに死滅状態(流通していない)にあるマルウェアをいくら検出できたところで意味は全くない。
ただ、大手の比較調査団体のテストは、テストに用いるサンプル検体の選別にさえ非常に気を使っている。
採取地域別、マルウェアの種類別、検体を採取した時期(古いものは使わない)、流行しているものを中心に使用等
またテストにしても従来からあるオンデマンドスキャン検知力テストだけでなく、未知/新種のマルウェア検知力テスト(ヒューリスティック&プロアクティブ)、
現実的環境になるべく近づけてソフトの全機能を対象に総合的防御力を図るテスト等、大学の研究室等と連携していろいろな新テストなども開発している。
まぁ、テストと現実環境での実態が完全に一致することなどないけど、
少なくともAV-TESTやAV-Comparativesなどは常に客観的かつ公平な評価に神経をとがらせている。
だからこそ、これらの団体は世界から権威あるAV比較調査団体と言われ、信頼を得ている。
あと、実際にマルウェア配布サイトでいろいろ最新検体拾って、自分が使用しているアンチウイルスに噛ませてみるが、
検出できなかった検体を各社に送った時の解析・分析後の結果表示および判定、定義ファイルへの反映速度が
早く分析検討するベンダーに比べMSは少し遅いような感じがした。
例えば、Aviraやカスペルスキー、BitDefender、MSEが検知できなかった検体をほぼ同じタイミングで各社に送信したことあるが
明らかに上記3社に比べMSの判定結果および定義追加は遅かった(他の3社のソフトは、いずれも高性能として有名であるが・・・)。
ここらあたりにも、トップクラス層のセキュリティソフトと、MSEクラスのソフトとの性能差が生じているように思われる。
(まあ、最近はバスターやPanda、Webroot、キングソフトのようなクラウド型ソフトの台頭もあるので、定義更新という概念持ち出すのもアレだが・・・)