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その重要度が仇になっているのではないでしょうか。
聞きかじりなので話半分でお願いしたいのですが、「この機器が止まったら○○の検査ができない」とか「この機器が止まったら○○に関する治療ができない」みたいなクリティカルな機器においても、ネットワークや外部デバイス対応のために Windows ベースであるケースが増えてきたそうです。
で、アップデートはしなきゃならないんですが、上記のような理由のためにメンテナンス時間なんて取れないし、万が一、「パッチを当てたらOSが起動しない!」とか「パッチを当てたら医療ソフトの動作に不備が!」なんてことになったら、それこそ大事です。
# Windows 批判したいわけではないです。また、アップデートしない=怠慢ってわけじゃなくて、# 例えば医療ソフトのメーカーがアップデートを嫌がったりするケースもあるらしいってことです。
Windowsって医療などのミッションクリティカルな用途に使うなとEULAに書いてあるんじゃないでしたっけ。その上でWindowsを使うっていうのが間違っているかと。
できればWindowsは避けたいんですが、なかなかそうも行きません。ミッションクリティカルな用途であっても、使用するシーンがものすごく限定的な場合、updateしなくてもまず大丈夫だろうという判断があったわけです。たとえばレントゲンの画像をスキャンしてサーバに送るだけのPCや、心電計のデータをサーバに送るだけのPCなんてのが今の病院には山ほどあるんですね。たとえばデジタルレントゲンなんか普通のDELLのXPマシンが本体の上に乗ってるだけです。それらはやられる可能性がほとんどないという想定で運用をしてます。ところがぎっちょんちょん、USBという別の経路があった。まあ甘いって言えば甘いのかもしれません。担当者はきっと「autorunさえ無かったらなあ」と思ってるでしょうね。Windows Embeddedならかなり大丈夫なんだろうけど、仕様どおりに組ませるとPCの値段は下手したら10倍以上になって悩ましいところです。
医療で電子化を進めると検査結果や計算の待ち時間が減り、検査の精度も良くなり患者さんにとってもメリットがあると思うんですが、電子化してもわずかな報酬で、それさえも廃止されようとしています。つまり電子化したところで、セキュリティ対策を含めたメンテ費用はどこからも出てこないんです。医療現場ではなぜか電子化に熱心な医師がけっこういて、何でも面倒を見ていた時代もありましたが、すでにそういう人に頼れるようなスケールをはるかに超えてしまいました。ほんとうに頭の痛い問題だとは思いますがこればかりは鎮痛剤でも治りません。
アナログ出力できるようにしていればいいのですね。やっぱり、生データは重要です。
全くもって仰るとおりです。
ですが、残念なことに、
>そんなクリティカルな機器ならば当然予備機はあるだろうし、
これが当然じゃないから、厳しいわけです。
>パッチにしたって事前に検証マシンでやれば良いのでは?
「ちゃんと動く」ということをどうやって確認するのか、という部分が確立していないのではないかと想像します。いきなり患者さんで確認するわけにもいかないし、動作確認や検証のためには担当の方の協力を頂く必要がありますし。
# 上でも書きましたが、「アップデートしたら動作は保証しないよ」と言ってくる# 医療ソフトのメーカーもあるそうなので・・。
コメントに反応で申し訳ないが,
> # 上でも書きましたが、「アップデートしたら動作は保証しないよ」と言ってくる> # 医療ソフトのメーカーもあるそうなので・・。
これが本当だったら,まずそのメーカー自体を駆除すべきですね。「アップデートしたら動作は保証しない」と言っている時点で,技術力やサポート力の欠如をアピールしているに等しいですから。100% の動作保障をしろとまでは言わないけど,クリティカルと認識しているならせめて「パッチリリース後○日後までに検証するから,そのあとにアップデートしてくれ」というべきでしょう。
薬事承認とかそういうワケワカランものがある以上メーカーも現場も現状維持に全力を注ぎます。
人の命に関わるものの方が大事に決まってる。そうじゃないなら、そんな病院恐くて行けません。
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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級
つまり (スコア:0)
稼働中のシステムにパッチ当てるのが難しいのは分かるけど、重要度が。
Re:つまり (スコア:3, 参考になる)
その重要度が仇になっているのではないでしょうか。
聞きかじりなので話半分でお願いしたいのですが、「この機器が止まったら○○の検査ができない」とか
「この機器が止まったら○○に関する治療ができない」みたいなクリティカルな機器においても、
ネットワークや外部デバイス対応のために Windows ベースであるケースが増えてきたそうです。
で、アップデートはしなきゃならないんですが、上記のような理由のためにメンテナンス時間なんて取れないし、
万が一、「パッチを当てたらOSが起動しない!」とか「パッチを当てたら医療ソフトの動作に不備が!」なんて
ことになったら、それこそ大事です。
# Windows 批判したいわけではないです。また、アップデートしない=怠慢ってわけじゃなくて、
# 例えば医療ソフトのメーカーがアップデートを嫌がったりするケースもあるらしいってことです。
Re: (スコア:0)
Windowsって医療などのミッションクリティカルな用途に使うなとEULAに書いてあるんじゃないでしたっけ。
その上でWindowsを使うっていうのが間違っているかと。
Re:つまり (スコア:5, 参考になる)
できればWindowsは避けたいんですが、なかなかそうも行きません。
ミッションクリティカルな用途であっても、使用するシーンがものすごく限定的な場合、updateしなくても
まず大丈夫だろうという判断があったわけです。
たとえばレントゲンの画像をスキャンしてサーバに送るだけのPCや、心電計のデータをサーバに送るだけの
PCなんてのが今の病院には山ほどあるんですね。たとえばデジタルレントゲンなんか普通のDELLのXPマシン
が本体の上に乗ってるだけです。それらはやられる可能性がほとんどないという想定で運用をしてます。
ところがぎっちょんちょん、USBという別の経路があった。まあ甘いって言えば甘いのかもしれません。
担当者はきっと「autorunさえ無かったらなあ」と思ってるでしょうね。
Windows Embeddedならかなり大丈夫なんだろうけど、仕様どおりに組ませるとPCの値段は下手したら10倍
以上になって悩ましいところです。
医療で電子化を進めると検査結果や計算の待ち時間が減り、検査の精度も良くなり患者さんにとっても
メリットがあると思うんですが、電子化してもわずかな報酬で、それさえも廃止されようとしています。
つまり電子化したところで、セキュリティ対策を含めたメンテ費用はどこからも出てこないんです。
医療現場ではなぜか電子化に熱心な医師がけっこういて、何でも面倒を見ていた時代もありましたが、
すでにそういう人に頼れるようなスケールをはるかに超えてしまいました。
ほんとうに頭の痛い問題だとは思いますがこればかりは鎮痛剤でも治りません。
〜◍
Re:つまり (スコア:1)
アナログ出力できるようにしていればいいのですね。
やっぱり、生データは重要です。
Re: (スコア:0)
何億もする医療器械に比べたらゴミみたいな値段ですけどね
経営者がうまく使う気がない限り、たいした効果はないのが現実
なんであんなに電子カルテ好きなんだろう
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0, すばらしい洞察)
Re:つまり (スコア:2, 参考になる)
全くもって仰るとおりです。
ですが、残念なことに、
>そんなクリティカルな機器ならば当然予備機はあるだろうし、
これが当然じゃないから、厳しいわけです。
>パッチにしたって事前に検証マシンでやれば良いのでは?
「ちゃんと動く」ということをどうやって確認するのか、という部分が確立していないのではないかと想像します。
いきなり患者さんで確認するわけにもいかないし、動作確認や検証のためには担当の方の協力を頂く必要がありますし。
# 上でも書きましたが、「アップデートしたら動作は保証しないよ」と言ってくる
# 医療ソフトのメーカーもあるそうなので・・。
Re:つまり (スコア:1)
コメントに反応で申し訳ないが,
> # 上でも書きましたが、「アップデートしたら動作は保証しないよ」と言ってくる
> # 医療ソフトのメーカーもあるそうなので・・。
これが本当だったら,まずそのメーカー自体を駆除すべきですね。
「アップデートしたら動作は保証しない」と言っている時点で,技術力やサポート力の欠如をアピールしているに等しいですから。
100% の動作保障をしろとまでは言わないけど,クリティカルと認識しているならせめて「パッチリリース後○日後までに検証するから,そのあとにアップデートしてくれ」というべきでしょう。
それは無理 (スコア:1)
・・・医療や役所系と取引しているメーカーで、そういうことを言わない会社ってどこがあるんだ?
Re: (スコア:0)
薬事承認とかそういうワケワカランものがある以上
メーカーも現場も現状維持に全力を注ぎます。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
人の命に関わるものの方が大事に決まってる。
そうじゃないなら、そんな病院恐くて行けません。