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これはDPSK(差分位相変調)になっているのではないか? そうであれば復調は可能だが
受信側から送信側に常にランダム・ノイズを照射して、受信側は自らが照射したランダム・ノイズの逆相を"情報 + ランダム・ノイズ"に照射してノイズをキャンセルして送信側の情報を読み取る、って感じですか?
違います。DPSKはただの差動変調ですよ。
俺もタレこみ文からだと、量子的なんちゃらから復調するときの変調方式を変えることで周波数利用効率を上げたと読めたんだけど、東大の発表だともっと格好いいことを言ってるな。多分量子的なんちゃらをどうにかしたんだと思う。
使う原理を変えたんだよ。観測で起きる副作用をノイズとして捉える従来式と、量子の収束を制御出来ないという性質を使う本方式。
送信者はランダムデータを1ビット辺り1光子以下の光量で送り、受信側はランダムに起こる1光子への収束の位置だけを送信者に返答して、収束した光子が表現したビットを共有鍵とする。中間者攻撃しても収束位置を受信者と一致させることが出来ない。この発表だとそれに加えて受信側が位相をずらして干渉させる際のズラし量を受信側が適当に変えるから、更に中間者側で再現するのが難しくなる。
リリースを読んでも分からなかったことがあるので、質問させてください。
後段のハーフミラーに光子が1個しかはいってこなくて、干渉しなかった場合でも光子検出機には光子が入ってきて誤動作しそうだけど、どうやって解決してるんでしょう?光子が2個同時に入ってくると干渉してて、1個だと干渉してないから不検出という扱いなんでしょうか?
量子光学の基本原理ですが,「光子は自分自身と干渉する」のです.
したがって,古典的粒子として光子を眺めれば,ハーフミラーにやってきた光子は,条件によって透過したり,反射したりします.
量子的には,光子を記述する波動関数がハーフミラー面上で干渉して,確率が大きい方に光子が飛び去るという解釈です.
いえ。解釈の問題ではなくて、一見、光子検出器が誤動作しそうに見えるけど、そこはどうやって解決してるのかという疑問なんですが。それにこの件では、2個の光子の干渉だけで、自分自身との干渉は関係無いのでは?
各ビットの光量が重ねても1光子に満たないから、光子が収束したビット以外読めない。どのビットで収束するかはランダム。盗聴者も中間者も受信者も全送信ビットを得られない。受信者は得たビット位置を報告して該当位置のビット値を秘密の共有鍵などに使う。
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DSPSKなのか? (スコア:1)
これはDPSK(差分位相変調)になっているのではないか? そうであれば復調は可能だが
Re: (スコア:0)
受信側から送信側に常にランダム・ノイズを照射して、
受信側は自らが照射したランダム・ノイズの逆相を
"情報 + ランダム・ノイズ"に照射してノイズをキャンセル
して送信側の情報を読み取る、って感じですか?
Re: (スコア:0)
違います。
DPSKはただの差動変調ですよ。
俺もタレこみ文からだと、量子的なんちゃらから復調するときの変調方式を変えることで
周波数利用効率を上げたと読めたんだけど、東大の発表だと
もっと格好いいことを言ってるな。多分量子的なんちゃらをどうにかしたんだと思う。
Re:DSPSKなのか? (スコア:1)
使う原理を変えたんだよ。
観測で起きる副作用をノイズとして捉える従来式と、
量子の収束を制御出来ないという性質を使う本方式。
送信者はランダムデータを1ビット辺り1光子以下の光量で送り、受信側はランダムに起こる1光子への収束の位置だけを送信者に返答して、収束した光子が表現したビットを共有鍵とする。
中間者攻撃しても収束位置を受信者と一致させることが出来ない。
この発表だとそれに加えて受信側が位相をずらして干渉させる際のズラし量を受信側が適当に変えるから、更に中間者側で再現するのが難しくなる。
Re:DSPSKなのか? (スコア:1)
リリースを読んでも分からなかったことがあるので、質問させてください。
後段のハーフミラーに光子が1個しかはいってこなくて、
干渉しなかった場合でも光子検出機には光子が入ってきて誤動作しそうだけど、
どうやって解決してるんでしょう?
光子が2個同時に入ってくると干渉してて、1個だと干渉してないから不検出という扱いなんでしょうか?
Re:DSPSKなのか? (スコア:5, 参考になる)
量子光学の基本原理ですが,「光子は自分自身と干渉する」のです.
したがって,古典的粒子として光子を眺めれば,ハーフミラーに
やってきた光子は,条件によって透過したり,反射したりします.
量子的には,光子を記述する波動関数がハーフミラー面上で干渉
して,確率が大きい方に光子が飛び去るという解釈です.
Re: (スコア:0)
いえ。解釈の問題ではなくて、一見、光子検出器が誤動作しそうに見えるけど、
そこはどうやって解決してるのかという疑問なんですが。
それにこの件では、2個の光子の干渉だけで、自分自身との干渉は関係無いのでは?
Re: (スコア:0)
各ビットの光量が重ねても1光子に満たないから、光子が収束したビット以外読めない。
どのビットで収束するかはランダム。
盗聴者も中間者も受信者も全送信ビットを得られない。
受信者は得たビット位置を報告して該当位置のビット値を秘密の共有鍵などに使う。