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日記

中国のサイバースパイ、自衛策ここに極まれり

タレコミ by masakun
masakun 曰く、

# タレコミ by Anonymous Coward 2011年09月28日 9時56分があまりに酷いのでw

中国による「サイバースパイ」活動が個人の携帯電話やPCにまで及んでいるため、中国に出張するアメリカ人ビジネスマンの中には自衛策として iPad を使い捨てる人までいるということだ(47Newsワシントンポストの記事)。

中国という巨大市場はアメリカ企業にとって魅力である一方、アメリカ企業の多くは政府による電子的な監視を懸念している。かつては国防上の理由で飛行機のファーストクラス内を盗聴していた国も知られていたが、中国の場合、国の経済開発を支援する広範な政府の戦略の一環として、海外企業をターゲットにしたサイバースパイ活動が目立っているという。

もし地下鉄を待っているあなたが iPhone や BlackBerry の電源をいれれば、近くに座っている人が瞬時に電子メールやカレンダー、連絡先などをダウンロードできるという。
(“I’ve been told that if you use an iPhone or BlackBerry, everything on it — contacts, calendar, e-mails — can be downloaded in a second. All it takes is someone sitting near you on a subway waiting for you to turn it on, and they’ve got it,”)

中国政府当局は、サイバースパイなどどこの国でもあることと言ってのけるが、大使館のスポークスマンは「中国は他の国より安全ではないため、中国への旅行者は携帯電話やPCに自衛策を講じるのが賢明だ」と述べている。

そのため旅行者はしばしば機密データを抜いた代替のラップトップと使い捨て携帯電話を持ち込んでいる。電子ギアの類いは一切使わないアメリカ当局者やリムーバブルメディアに重要なファイルを隠して、オフラインのコンピュータでのみアクセスする人もいる。中国政府からの監視を避けるため匿名を条件に取材に応じたあるセキュリティ専門家は、訪問のたびに新しい iPad を買って、二度と使わないようにしているそう。

「中国政府がネットワークを管理しているため、国の内外からのすべての情報を読み取ることは政府にとってたやすいことである」と、Global Cyber Risk 社の Jody Westby 氏は述べる。国外からのサイバーアタック以外にもいろいろ気をつけるべきことが、日本企業にもあるのかもしれない。

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