不適切に公開されていたDockerイメージにより、Vineのソースコードが流出 14
ストーリー by headless
発見 部門より
発見 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
やや旧聞となるが、ハッカーのavicoder氏が、不適切に公開されていたDockerイメージから動画共有サービス「Vine」の非公開のソースコードを入手することに成功していたそうだ(avicoder氏のブログ記事、 The Hacker Newsの記事)。
手法を簡単にまとめると以下のようになる。
- Censysでエントリーポイントになりそうなサブドメインを検索し「docker.vineapp.com」を発見
- Webブラウザーでアクセスすると「/* private docker registry */」と表示されるため、Dockerイメージのホストや共有をするためのサーバーと推定してアクセスしたところ、多数のDockerイメージが公開状態になっていることを確認
- 「vinewww」というそれらしい名前のイメージをダウンロードして実行したところ、Vineで使われているソースコードがイメージ内に含まれていることが判明
avicoder氏はこの脆弱性をVineの運営元であるTwitterに報告し、脆弱性報告に対する報奨金を受け取ったとのこと。とりあえず、一般には公開していないドメインだからといってアクセス制限やセキュリティを怠ると、このように外部から発見されて狙われる、ということがあるので注意したい。
既に取得されてる可能性は (スコア:2)
今までずっとそういう状態だったわけで、
既に他の攻撃者に取得されてる可能性は無いんだろうか。
ソース取られて解析されてたりしたら結構危なそうに思える。
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/* SHADOWFIRE */
某サイト (スコア:0)
某サイトはAmazon S3で非公開ファイルが丸見えだったなぁ。
一応、リバースプロキシ通して小細工してたようだけど、S3のアカウントが丸見えという…。
# 日本は脆弱性報告しても報奨金貰えないから、報告する義理は無いけどね…。
# クレジットすら載せてくれねぇ。
Re: (スコア:0)
それどころか訴えられたりISPに圧力かけられてアカウント止められたりするからねえ。佐賀県の事件は必然だったとしか
Re:某サイト (スコア:2)
そういうときは JPCERT コーディネーションセンターのインシデントの報告 [jpcert.or.jp]を使うものだと思います。内容確認とか連絡先・担当者を探すとかをお任せできます。
はじめての JPCERT/CC [jpcert.or.jp]:
Re: (スコア:0)
コレ思い出した [hatena.ne.jp]。
この記事はIPAのだけど体裁は大差ないし匿名通報を受け付けてくれうのかだいぶ不安。
匿名無理なら「4. 報告者に損をさせない」の懸念はあまり変わらないよなぁ…。
匿名通報 (スコア:2)
連絡がつかないというのは困るでしょうけど、捨てフリーメールアドレスをとってメールなりで通報すれば、あとは JPCERT/CC の方でどうするか考えるんじゃないでしょうか。Web フォームだと氏名とメールアドレスが必須になっていますが、氏名欄を匿名希望とでもしておけば良いように思います。
連絡が付くようにしておけば、どうしても匿名でダメというときにはそのように回答してくるでしょうし、悩むよりもやってみるほうが簡単かと。
Re: (スコア:0)
IPAは初手の時点では駄目だったみたい [hatena.ne.jp]だけど、JPCERT/CCは違うといいね…………と思ったけど。
Re: (スコア:0)
自分もそう思った
穴に気がついても見なかったことにして放置するのが一番
え?VineLinuxはもともとオープンソースぢゃ? (スコア:0)
って思った人、もういないかな。
Re: (スコア:0)
あまりちゃんと読まないで、すわProject Vineがクラックされたか、と一瞬どきりとした奴ならここにひとりいます。
Vine(源流はPJEのRed Hatローカライズ)もPlamo(同Slackware)もこないだのOSC Kyotoに出展してました。
どちらもそれなりに生き延びてますね。
Momonga(Kondara移籍プロジェクト)の方は最近更新ないけど、どうしたのかな...
Re:え?VineLinuxはもともとオープンソースぢゃ? (スコア:2)
何度か、新バージョンが出る直前にサーバが壊れる(クラッキングでは無く純粋な物理的故障)って事が有った筈
Re: (スコア:0)
6.5beta1が出た [vinelinux.org]んだそうです。VineLinux7は、今年春の予定だったはず…だけど、なんか蝉が鳴いているなあ。
Re: (スコア:0)
実はサーバが南半球にあるんでは。
Re: (スコア:0)
実はTeX環境として細々使わせてもらってますけどね
最近はTeXLiveとかでさくっとセットアップできるようになったとはいえ
貴重な日本語特化環境としては特定用途としてはまだ需要はある…のか?