HTTPSを利用できるニュースサイトは105サイト中29% 32
三割 部門より
ランキングは自動化されたツールで判定されたもので、有効なHTTPSの有無、HTTPSの利用可否、HTTPS接続がデフォルトかどうかという3点が基本のチェックポイントになっている。グレードはHTTPSが導入されていないか導入されていても証明書が無効の場合に「F」、HTTPSがデフォルトなら「B」となり、HSTS(HTTP Strict Transport Security)の導入状況によるボーナスポイントが加算されると「B+」以上が与えられる。
全105サイトのうち、すべての項目が「YES」で「A+」を獲得したのはThe Interceptのみ。The GuardianとTechCrunch、ProPublicaが「A-」、WiredとBuzzFeedが「B+」で続く。「B」はWashington PostやThe Atlantic、Bloombergなど9サイトに過ぎず、HTTPSがデフォルトになっているサイトは14%。HTTPSを利用できるもののデフォルトではない「C」となったThe IndependentやThe Economist、BBCなど15サイトを加えても、HTTPSを利用できるサイトは29%にとどまる。
一方、The Wall Street JournalやReuters、Associated Press、Huffington Post、CNNなど、全体の48%にあたる50サイトが「F」となっている。