Windows版Firefox 49ではWindowsの証明書ストアにインストールされたルート証明書を使用可能に 26
証明 部門より
Windows版のFirefoxはWindowsの証明書ストアを使用せず、独自の証明書ストアを使用している。そのため、企業のシステム管理者がプライベートネットワークやアプリケーションで使用するルート証明書をWindowsにインストールした場合、Firefoxからはアクセスできなかった。
この問題を解決するため、Firefoxの今後のバージョンではWindowsの証明書ストアを検索し、信頼されるCAが発行したTLS Webサーバー用の証明書を使用できるようになるという。また、これによりWindows 8.1のMicrosoft Family Safety機能もFirefoxで使用可能となる。
現在この機能はベータ版のFirefox 49でテストが行われている。オプションを有効にするには、about:configで「security.enterprise_roots.enabled」をtrueにセットすればいい。