WikiLeaksが公開したトルコ・公正発展党からの流出メール、添付ファイルのマルウェアもそのまま公開されていた 14
流出 部門より
電子メールのコピーは、Hacking Teamのサーバーをサイバー攻撃して脆弱性情報などを流出させたハッカーのPhineas Fisher氏が入手したものだ。Fisher氏はトルコとシリアのクルド系住民をサポートするため、、AKPのメールサーバーに侵入して情報を収集していた。ダウンロードしたデータの半分はクルド系の人物に渡され、受け取った人物が分析のためにWikiLeaksに渡したのだという。WikiLeaksでは公開しない条件でデータを受け取っていたが、7月に発生したトルコでのクーデター未遂事件後にデータを公開した。
公開された電子メールの添付ファイルを分析し、マルウェアが多数含まれることを発見したのは、ブルガリア・National Laboratory of Computer VirologyのVesselin Bontchev教授。Bontchev氏はマルウェアであることが確認された3,000件以上の添付ファイルをリストにし、GitHubで公開している。
(続く...)