Scott Lowe 氏と同時に名前を挙げられた Jason Wright 氏は コードの方向から自身の疑惑を否定 [gmane.org]していますね。
Theo de Raadt 氏も、今回の公表はそうやって疑念を晴らす機会のためにやったのであって メールをそのまま信じたわけではないのだと思います。
考えてみると、こうやって公表しておけば、あとから Greg Perry 氏が 「俺だいぶ前に Theo に自白したのに、奴は OpenBSD の名誉を守ろうとして握りつぶしたんだぜ」 などと言うことはできませんから、まさに open かつ効果的な対処だったのではないでしょうか。 (単に FBI を敵視していただけという気もしますが……)
はてさて… (スコア:0)
こういうことがあると、そのメール自体の信憑性が問われるね。
・Theo de Raadt氏が全て正しい
・Theo de Raadt氏が何らかの目的で嘘を付いている
・Theo de Raadt氏が騙されている(偽装メール)
はてさて、どうなるかな。
Theo de Raadtの正義とは (スコア:3, 興味深い)
Theo de Raadt氏は、MLでの口がわるくケンカぱやい男だけれども、イラク戦争への反戦表明するなど、筋の通った男であり、彼ほどに世界の平和とコンピュータの安全を望んでいる男はいないでしょう。
しかしそんなオープンソースかいわいの評判とはうらはらに、彼はイラク戦争への反戦を表明した際にはDARPA(アメリカ国防総省の補助金)、200万ドル(約2億円)の打ち切りに遭った [srad.jp]という過去があります。OpenSSHの開発の際には、輸出規制を回避するためにカナダで開発を行なうなどしていたという事実
ソースこそが正義 (スコア:2, 興味深い)
ソースコードの変更履歴があるはずなのに、ソースコードよりもメールで寄せられた
「お話」を信じるようになったら、ソフトウェア開発者としてはお終いでしょ。
Re:ソースこそが正義 (スコア:3, 興味深い)
Scott Lowe 氏と同時に名前を挙げられた Jason Wright 氏は
コードの方向から自身の疑惑を否定 [gmane.org]していますね。
Theo de Raadt 氏も、今回の公表はそうやって疑念を晴らす機会のためにやったのであって
メールをそのまま信じたわけではないのだと思います。
考えてみると、こうやって公表しておけば、あとから Greg Perry 氏が
「俺だいぶ前に Theo に自白したのに、奴は OpenBSD の名誉を守ろうとして握りつぶしたんだぜ」
などと言うことはできませんから、まさに open かつ効果的な対処だったのではないでしょうか。
(単に FBI を敵視していただけという気もしますが……)