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2007年の調査から採用された「(株)メディアインタラクティブが運営するアンケートシステム「アイリサーチ」のモニターを活用して行うWEBアンケート」がどのようなものか確認するために、「メディアインタラクティブ」と「アイリサーチ」をキーに検索してみたところ、http://www.i- research.jp/ なるWebページが見つかった。このWebページの「モニタープロフィール(基本属性2)」*15の「インターネット活用状況(n=93230)」と題するグラフで、「ファイル交換」が12.1%となっている。モニター93,230名のうち、ファイル交換を活用している人が12.1%いる、ということと思われる。
だそうですよ。初めから「ファイル交換を活用している人が12.1%いる」とわかっている母集団で調査したわけですね。
アンケートなんてのは、結果をいくらでも操作できるものなので、 客観的な指標にはなりえません。
同意です。ACCSのWebページやPDFを読むと、「現在利用者を対象とした調査」および「過去利用者を対象とした調査」は約2千サンプル前後ですが、その一方で、クローリング調査によるWinny2のノード数は約26万件。
つまり、仮に1ノード=1ユーザとすると(この仮定はそれほど間違ってないと思う)、アンケート結果のサンプル数は有意な数どころか全くのノイズなワケです。ノイズのデータであれこれ言われても、統計学的には笑止千万な話でしかありません。
#「うかつなデータを出すと信用を失って組織存続の危機につながる」という点で、ネットエージェントの調査の方がまだ信頼できる気がします。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」
作られた結果 (スコア:1)
客観的な指標にはなりえません。
ACCS本家のPDFなどをざっと見ましたが、回答者の特性分類はあっても、
そもそもどういう経路でこの回答者を集めたのか、それが一切明示されて
いません。また、匿名アンケートであり、回答総数も統計としては
多いとはいえません(回答を捏造することも十分可能な数です)
したがって、これを根拠に「P2P利用者が増えた」というのはまったく
根拠にならないといえます。
ACCS自身がクローリングをしているのであれば、自分たちで総ノード数の
計数を行って発表すればよいだけなのに、自分たちの都合のいいデータだけを
ピックアップして「ほらこんなに深刻」とやるような組織は、それが
どんなに社会的に意義がある活動をしていても、根本で信用できませんね。
今もう一度ACCSのサイト見ようとしたら接続できませんでした。
あわてて消している?
「アンケート屋」さんは実在します (スコア:2, 興味深い)
編集者が望むアンケート結果で、
「へー、やっぱり」「ちょっと意外」と
読者が不審に思わないような集計を
“捏造”してくれる職業があるそうです。
編集者とは読者が喜びそうな
ソースを魔法のように
持ってくるものなのです。
今般のアンケート屋 (スコア:1, 興味深い)
だそうですよ。初めから「ファイル交換を活用している人が12.1%いる」とわかっている母集団で調査したわけですね。
Re:作られた結果 (スコア:1)
同意です。ACCSのWebページやPDFを読むと、「現在利用者を対象とした調査」および「過去利用者を対象とした調査」は約2千サンプル前後ですが、その一方で、クローリング調査によるWinny2のノード数は約26万件。
つまり、仮に1ノード=1ユーザとすると(この仮定はそれほど間違ってないと思う)、アンケート結果のサンプル数は有意な数どころか全くのノイズなワケです。ノイズのデータであれこれ言われても、統計学的には笑止千万な話でしかありません。
#「うかつなデータを出すと信用を失って組織存続の危機につながる」という点で、ネットエージェントの調査の方がまだ信頼できる気がします。
Re:作られた結果 (スコア:1)
WindowsはこんなにLinuxより優れているんですよ!とFUDやってるのと
同程度には信用できますよね。
違法ダウンロードユーザーが増えてないと困る業界 (スコア:0)
・著作権保護を目指す団体・法人
商売上がったり
・音楽販売業者
売り上げが減っていることの説明がつかない
(株主に言い訳が出来ない)
など、困る業界がありそうです。
そのほか、困る業界ありましたっけ?
Re: (スコア:0)
客観的な指標にはなりえません。」
(A)にはアンケートだろうが物理実験だろうが化学実験だろうが
医学実験だろうが製品出荷前検査だろうが
何を入れても成り立つ場合がありますね。
おかしいと思ったら追試/確認するのはどの業界でも基本でしょ。
「回答総数も統計としては多いとはいえません」なんて言うことを統計的に言うことはできません。
統計ではこのサンプル数では仮説が正しいか間違っているかいうことができませんっていうだけ。
サンプル数を他の統計調査と比較しても意味はありません。
サンプル数が言及されるのは「今回の調査目的に対して仮説を検証するだけの
サンプル数があったか」という場合のみです。
#今回のタレコミの内容が統計的に正しいと言っているつもりはありません。