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「情報処理推進機構(IPA)に持ち込まれた」とも伝えられているが、IPAでは「ある人から懸念しているということで情報が持ち込まれたのは事実。ただ、IPAはソフトウェアの脆弱性は受け付けているが、ハードウェアについては対応する権限、および検証能力がない。そのため、(持ち込まれた懸念情報は)受け付けていない。(伝えられている話は)半分事実で半分事実無根と言える」と説明している
でも、これをハードウェアの問題と言って拒否したIPAも問題だ。脆弱な暗号を解読したというのなら、ハードじゃなくてソフトだと思う。それともハード的に暗号を解読できるという問題なのか?
件の記事ではこうなっています
ある暗号研究者はビットワレットの電子マネー、エディのカードを使って解析を試みた。研究者が衝撃を受けたのは、カードの表面をはがしていくと簡単にICが露出してしまったことだ。(FACTA 2007年1月号 p20)
エディだけでなく、スイカやアイディも同様の手法で解析できる。(FACTA 2007年1月号 p21)
つまり、カードの表面をぺりぺりと剥がしたら(モールドされた)ICチップが
エディやスイカ、iDなどの電子マネーはいずれもフェリカを採用している。ある暗号研究者はビットワレットの電子マネー、エディのカードを使って解析を試みた。研究者が衝撃を受けたのは、カードの表面をはがしていくと簡単にICが露出してしまったことだ。暗号処理の世界では、物理的破壊への対抗策を講じるのが常識。もし、薬品などを使って表面をはがしたりすればICが壊れてしまうような仕掛けにするのが当たり前だが、ソニーはその初歩的対策を怠っていた。 「本来は見えないはずのIC内の情報があっさり見て取れただけではなく、その改変も可能だった」と、
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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy
IPAのコメント (スコア:2, 参考になる)
Re:IPAのコメント (スコア:1, 興味深い)
「Felicaの暗号を解いたと主張している研究者の存在」
ですね。
IPAが受け付けを拒否った以上、この研究者の取るべき策は
ソニー自体に報告して協力して問題解決を図ること。
しかし、ソニー自体は否定しているので、研究者がソニーに
コンタクトを取っていないか、あるいはソニーが隠蔽しているか
いずれかになりますね。
もし研究者の主張が間違っていて、それをソニーが確認したなら、
ちゃんと確認したと公表しますよね。
でも、これをハードウェアの問題と言って拒否したIPAも問題だ。
脆弱な暗号を解読したというのなら、ハードじゃなくてソフトだと思う。
それともハード的に暗号を解読できるという問題なのか?
Re:IPAのコメント (スコア:4, 参考になる)
件の記事ではこうなっています
つまり、カードの表面をぺりぺりと剥がしたら(モールドされた)ICチップが
引用の省略部分 (スコア:0)
>研究者が衝撃を受けたのは、カードの表面をはがしていくと簡単にICが露出してしまったことだ。
> (FACTA 2007年1月号 p20)
ここと、
>エディだけでなく、スイカやアイディも同様の手法で解析できる。
> (FACTA 2007年1月号 p21)
ここの締めの文章の間が端折られていて話が繋がらないのですが、
間には何もかかれていないのですか?
FACTAっていうのは本屋に売ってる本でしょうか?
一度確認してみたいので。
引用された文章からは、
「カードの表面をぺりぺりと剥がしたら(モールドされた)ICチップ
Re:引用の省略部分 (スコア:3, 興味深い)
Re:引用の省略部分 (スコア:0)
善意に読めば、というより、最初から「嘘だ」という先入観を持ってたとき
「剥がすことが出来たというのを解析と言ってるだけ」と読めるというほうが
むしろしっくりきます。
暗号解析をした=表面を剥がした と思う人はほとんどいないわけで、
「表面を剥がしたことを解析したと言ってるだけ」と言われて初めて
「ああ、そうなのか」と思った人がほとんどだと思います。
FACTAの記事が、技術的知識に不足していて、詳細も不明であるのは
確かだと感じますが、だからこそ「表面を剥がした=解析した」とは
主張していないと感じました。
技術的知識に不足しているから、解析方法について説明しきれない
のではないかと思います。
とはいえ、解析の事実が読者に確認できたわけではないので、どちらでも
いい話ではあります。